玄関のガラスドアにカゲロウがいました。
カゲロウというと、背中をそらせて翅をたてている印象を持っていましたが、このカゲロウは、体全体を覆うように寝かせた状態で翅がついています。インターネットを検索してみると、この虫は「クサカゲロウ」と思われます。
以前使っていたカメラ(Nikon1 J1)が壊れたので、この写真は買い替えた新しいカメラ(Sonyα6000)にマクロレンズをつけて撮っています。虫まであと数cmという距離まで近づいてシャッターを切っています。
カゲロウというと、どこか儚げで繊細なイメージがあります。
「撮る前に、逃げられるかな?」と慌てて撮影の準備をしました。そして、いざ撮影という段で、うかつにも虫の耳元(昆虫の聴覚器官は脚にあるそうなので、正確には足元?)でオートフォーカスの合焦する「ピピッ!」という大きな音を出してしまいました。しかし、カゲロウが動じる様子は全くありませんでした。撮影向きの虫といえます。
目がすごいですよね。