
3月の中級では鉄を使って、磁力、発熱、燃焼の実験を行います。
実験に入る前の事前学習で
「鉄は燃えるでしょうか?」
ときくと、大抵の子どもは
「燃えませ~ん!」
と即答します。マナビオの生徒も同じです。ただ、言った後、
「いや、待てよ。コーチがする質問の答えはいつも自分の考えの反対だから...。」
と考え、
「鉄は燃えます!」
と勇気ある意見を述べる生徒もいます。
自分の経験則に基づいて回答を選択するのも大切な経験です。しかし、このままでは科学的視点に欠けています。そこで、議論を始めるきっかけとなる言葉を投げかけます。
「えっ、本当?鉄が燃えるところを見たことある?」
すると、
「鉄は燃えないでしょう!」
「いや、何かを加えると燃えるかもしれないよ。」
「それは、加えた物が燃えているんだよ。」
と議論が始まります。
実験教室でお友達と一緒に学ぶメリットは、このような話し合いができるところにあります。自分の意見を補強し、反論するには、相手が納得できる科学的意見が必要であることを子ども達は学びます。
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