
長男(高1)の学校で中3、高1、高2の徒生を対象とした「進学講演会」があり、保護者も聞くことができるので参加してきました。OB(福井大学医学部医学科薬理学教室・青木耕史教授)が、高校を卒業してから大学教員になるまでの過程を実体験を交えて講演してくれました。
受験を控えた後輩達に取得する研究費の側面から国内大学を紹介するのはユニークでした。高偏差値校が高研究費を取得することは想像できますが、金額が上下の大学で大きな開きがある事実は意外でした。
また、研究者の資質として
「研究費および適切な研究環境を獲得する為には、(競争相手が優秀なので)最終的に人間力(協調性や人間性)が大事。」
という意見も、私には意外なものでした。
小学生の頃と大差ない職業意識しか持ち合わせていない息子にとって、飛びぬけて優秀なOBの話は遠い世界の夢物語のように聞こえたようです。
「もうちょっと身近な仕事ってないの?」
という疑問を持つ息子でも分かる良いアドバイスをOBはくれました。
「自ら調べ自ら考えることは大事。」