【理科実験教室(中級):サイフォンの噴水】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


サイフォンの原理

 暑い時期に人気のサイフォンの実験です。


 例年、ペットボトルの蓋にストロー2本を貫通させる作業を実験の中で行ってきましたが、同じ実験を過去3回行って成功者が皆無だったので、今年は教室で用意したものを最初から渡しました。結果、教える方としてはやや物足りなさを感じましたが、実験はとてもスムースに進行しました。


 サイフォンの原理を子どもに解説する際、大気圧の取り扱いに困っています。なぜなら、

「高低差のある水面を大気圧が押して揃えようとする。」

という解説では、

「サイフォンの原理を支える"水を移動させる力"が重力によるものであることを正しく説明できていない。」

とオーストラリアの物理学者が指摘しているためです。


 科学的に現象を説明しようとしても、とても微細な部分しかできません。このようなエピソードを知ると、実験教室を体験する楽しさが、また一つ増えたように感じます。


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市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験会です。

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