
算数で複雑な問題をやっている生徒に
「あなたの"やり方"は検証可能か?」
ときいた時の答えです。
小学校高学年から中学生の生徒にきいてみると、予想以上に"見直し不要論"が男女の差なく根強くあることが分かります。
解答を得ることだけが目的ならば、どのような方法でも容認しますが、スピードや精度を問われるとそうもいきません。
マナビオで"教えていること"とは、言ってみれば"心構え"のようなものです。
「限られた時間で、正しい答えを得るには、答えに至るまでの道筋を後から効率的に検証できる書き留め方が必要である。」
ということを説いています。
このような考え方は、大人になって、客観的に自分の仕事を見つめたり、チーム内で他人と情報を正しく共有するときにも必要だと思います。
写真は、アルゴクラブ初級コースの生徒達が、コーチの言葉を短時間に書き留めたメモです。問題は最後に出されるため、描いたものは後から検証できないといけません。