
7月の中旬に鈴虫の幼虫をいただいて、育ています。8月のお盆を過ぎた頃から鳴き始めました。
写真は、お尻から産卵管が出ているのでメスです。できれば、翅を広げて鳴いているオスを撮りたいと思い、薄暗い部屋でジッと待っていましたが、できませんでした(泣)。
しかも、ケースの底の黒い土の上にいる黒い鈴虫を上から撮ると、真っ黒なので、写真を見ても虫の形を認識することができません。
掲載した写真は、午前中の室内で撮り直したものです。流木の上の照り返した光の中に、鈴虫の形を出してみました。
背景をぼかそうと少し絞りを開けすぎました。鈴虫全体にピントが合うように、もう1段絞れば良かったと思います。明度差の少ない背景と被写体を撮るには、特別な工夫が必要です。
夕方から夜間にかけて鈴虫の生の鳴き声を玄関ホールで披露しています。是非、秋の音に耳を傾けてみて下さい。