
暖かな春の休日に、花びら舞う与市郎桜 の下でお昼を食べようと、家族で再び、小湊線の里見駅を訪れました。
下り列車を降りると、上り列車がすれ違いにやってくるようでした。足早に上りホームへ移る駅員さんを見て、
「タブレット交換が撮れる!」
と思い、後をついていくと、列車は、待つ暇もなく到着してしまいました。レンズキャップを取るのに手間取り、目的の写真が撮れず、がっかりして振り向いた時、この風景に出会いました。
「良いシーンだな!」
と直感し、とっさにシャッターを1回だけ切りました。ガタンゴトンと横を通り過ぎる列車の音を聞きつつ、ドキドキしながらカメラの小さなプレビュー画面を確かめたのを覚えています。やわらかい日差しの中の"春の挨拶"です。
多くの方に見ていただきたく、小湊鉄道(株) を通じて、被写体の方に確認したところ、掲載許可をいただけました。ありがとうございました。