
大人の手のひらで握れるぐらいの大きさの角のとれた丸い砂岩です。石はとても固いものと思っていましたが、意外ともろい性質もあります。屋外に置いてある机からコンクリートの床に落ちたら割れてしまいました。2つを合わせるとピタリとはまり、元の石になります。
断面模様に、思わず見入ってしまいます。
割れてから、しばらく時間が経ったので、断面が茶色く酸化(?)しています。茶色い部分が石とついていた部分で、変色のない部分は、割れる以前から空気(水)と触れていたと思われます。
石になって拾われるまで、おそらく何十万年とかかっていると思います。その年月を想像すると、割れた断面にいっそう見入ってしまいます。