
冬季講習で「トロッコ」、「走れメロス」を読み、写真は、3日目に読んだ「オツベルと象」の要約です。
1.5倍速の読書に20分、書くのに55分かかりました。本人は、国語の作文は苦手と言っていましたが、たった3回で、このように書けるようになります。
読み終えた直後、話の内容は言えましたが、作者が伝えたいことは言葉にすることはできませんでした。要約の為に、内容を頭の中で再構成していくうちに考えがまとまって、最後の2行を残して「オレ、分かった!悪いことをすると、人はいつか滅びるってことか!」と突然言うので、思わず笑ってしまいました。直球のコメントも面白いですが、こんな風に"読んで理解する"こともあるのかと、うれしくなりました。
沢山の言葉をかけて書くことを促すより、「何故だろうね?」の一言で、自分で考えさせた方が良い生徒もいます。
自分の考えを"言葉"にするのは、大事なことですよね。