【生徒の言葉:真実は(いつも)ひとつじゃないんですか?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原市「マナビオ」の考え方を科学するブログ-真実はいつも1つは本当か?

 ロボットが前進する理由を説明している際、生徒が発した質問です。出典は、「名探偵コナン」という漫画の主人公の決め台詞です。


 社会通念上は、"真実は一つ"であるべきに思います。しかし、科学的見地に立つと、哲学的意味もあり、「分からない」、「"真実"を知ることはできない」もしくは、「(とてつもなく長い説明)」のどれかを答え、結局は、同意しない(=否定的立場)理系の人は多いのではないでしょうか。


「良い質問だね。では、キミが見た"真実"は何?」

「ロボットが前進したこと!」

「コーチもそう思う。多分、"真実"は1つだ。」

「多分?」

「科学を学ぶと、"真実"を言葉や記号で説明することが、とても難しいことに気づくんだ。そんな重大な"真実"に疑問が生じたということは、キミも大事な一歩を踏み出したことになるね!」


 あなたは、どう思いますか?