
ロボットが前進する理由を説明している際、生徒が発した質問です。出典は、「名探偵コナン」という漫画の主人公の決め台詞です。
社会通念上は、"真実は一つ"であるべきに思います。しかし、科学的見地に立つと、哲学的意味もあり、「分からない」、「"真実"を知ることはできない」もしくは、「(とてつもなく長い説明)」のどれかを答え、結局は、同意しない(=否定的立場)理系の人は多いのではないでしょうか。
「良い質問だね。では、キミが見た"真実"は何?」
「ロボットが前進したこと!」
「コーチもそう思う。多分、"真実"は1つだ。」
「多分?」
「科学を学ぶと、"真実"を言葉や記号で説明することが、とても難しいことに気づくんだ。そんな重大な"真実"に疑問が生じたということは、キミも大事な一歩を踏み出したことになるね!」
あなたは、どう思いますか?