
夏休みの自由研究に悩まれる保護者から、よく相談を受けました。
「どんな発見をすれば...」
と"結果"に着目しがちですが、むしろ、
「どんな説明をすれば...」と"過程"に着目した方が、"物事を探究する"という目的に合っているように思えます。
アサガオから実を採取しました。実がめくれて開いているものを除外すると、全部で34個ありました。実の中は100%、3つに分かれており、それぞれに0-2個の種が入っていました。実1つにつき、いくつぐらいの種を持っているのでしょうか?
疑問を説明するには、種を数える必要があります。では、どうやって集計すれば、最もうまく説明できるでしょうか?
内容が難しい・簡単、かけた時間が長い・短いは、重要ではありません。小さな事実でも、定量的に説明して結論を得る、という経験が、子供の探求心を育むのではないでしょうか。