
マナビオでは、1.文章から情景を思い浮かべ、2.共感したり、心情を理解し、3.それを自分の文章で他者に伝達できるか、を重点的に見ています。速度を上げるのは、せめて1をクリアしてからにしています。
見極めが難しいのは、「音声」ではなく、あくまで「文章」を読み取れているのか判別することにあります。
マナビオの例で言えば、4年生でも、受講してからしばらくは、1.5倍速で15から20分くらいの読書量が、文章全体を記憶してから再構成できる限界のように感じます。
意図を持って、わくわく文庫を活用すれば、効果は非常に高いと思います。
学年が上がるにつれ、教科書を音読して学習する場面も多くなりますが、この「音読の理解」が苦手なために、連鎖的に算数などが苦手になるお子さんもいます。そのようなお子さんこそ、是非、一度、「わくわく文庫」を試されることをおすすめします!