領域

ドイツのイェリネックは「国家が成立する条件」について3つ挙げました。

①領域

②主権

③国民

 

今回は①領域について見ていきましょう。

 

陸海空による分類

まず、領域には陸、海、空の3種類があります。

これらはもっと細分化できます。

ここで前提ですが、ここでは距離を表す単位として「海里」を用います。

1海里=1852mです。

 

 

領空

宇宙空間を除く上空で、横に12海里までを「領空」といいます。

 

領土

0海里の基準を基線といい、そこから陸側を「領土」といいます。

 

領海

12海里までの海を「領海」といいます。

 

排他的経済水域

領海を除く200海里までの海を「領海」といいます。

 

接続水域

領海の外側から12海里までの海を「接続水域」といいます。

また、基線を基準に考えると、12海里から24海里までの12海里までの海を「接続水域」と言い換えることができます。

 

公海

基線から200海里以上の海を「公海」といいます。

これはみんなの海です。

とある国だけの海ではありません。

 

まとめ

これら6つを距離も確実におさえておけば試験に強くなるでしょう。

ぜひ図で覚えてみてくださいね。