ドイツのマックス・ウェーバーは「支配」について3つに分類をしました。
①伝統的支配
②カリスマ的支配
③合法的支配
それぞれについて見ていきましょう!
昔から受け継がれているルールや支配構造だから続けよう!というものです。
伝統的なイメージとしては、家父長制や長老制などがありますね。
それぞれ伝統的に家庭内では父親・長男が偉い、村の中では長老が偉いという理由で支配者になっています。
みんなが思う英雄が支配するというものです。
歴史的に言えば、ナポレオンが考えられますね。
大勢の支持が集まり支配していきました。
卑弥呼もそうですね。
リーダーとなった際、呪術によって国を動かしてきました。
呪術で大勢の支持を集めた卑弥呼もカリスマ的支配者です。
合法的に支配をするというものです。
上意下達の指令伝達が基本です。
例えば官僚制が当てはまりますね。
上の意向が下に伝わるというもの。
法律の範囲内で支配をします。
今回はドイツのマックス・ウェーバーが分類した「支配」について見ていきました。
①伝統的支配
②カリスマ的支配
③合法的支配
世の中にある支配関係がどれに分類されるかを考えると勉強になりますね。
例えば上司と部下の関係はどれにあたるでしょう。
ぜひ考えてみてください。