こんにちは
チャレンジスクール佐野です。
今回のテーマは全寮制フリースクール、通所型フリースクールについて
個人的な意見を書いていきたいと思います。
まず、通所型フリースクール
最近は国も推奨するぐらいになってきました。
それは不登校児童が35万人近くになってきたから?
それとも学びの多様化を日本として考えているからなのか?
正直、子どもが元気になれば教育は自由でもいいのかと思います。
私は日本以外の文化、国の教育を受けていた子どもたちと関わることで価値観も大きく変化はしました。
日本の詰め込み式の教育は正しいのか?
子どもの個性を尊重できない傾向にあり、日本の教育詰め込み式がフィットするお子様もいるでしょう。
ただ子どもが全員がそうなるとは思えません。
現代の教育は、コロナを機に大きく変化をしたと思います。
学びの多様化、不登校に対しての理解と様々な変化がある中で、通所型のフリースクールに通所できる子どもはいいと思いますが、通所できない子どもはどうなるのでしょうか?
保護者様からの相談でも通所型に通っていたが送迎が大変、そもそも通わせるのが大変、通っても通所先でゲーム、自由に活動をしていて基本的な生活習慣が身についていない、このままでは学校に復学できるのか心配といろいろな声を聴きます。
もちろん、通所型のフリースクールで元気を取り戻す子供も少なくないと思います。
国、自治会も通所型のフリースクールに補助金をだす地域もあり、保護者様としては経済的な負担が減り助かる部分はありますが、通所できない子どもたちのサポートはどうなんでしょうか?
こどもも大人の引きこもりも。
だいたい相談窓口は本人を連れてきてください言われることが多いです!
本人が自らの足で窓口に行き、相談ができるのであれば解決の道は遠くはないと思いますし、サポートはされやすいと思います。
でずが相談窓口にそもそも行けない子どもなどはどうなるのでしょうか?
私のところに相談が来る方はあらゆる相談機関に相談した結果、解決に至らず困っている保護者です。
教育委員会、児相、病院、子ども支援課などなど
保護者様は口を揃えて、たくさんのところに相談したが、本当に困っているのに、話だけは聞いてくれるが根本的な解決に至らないと頭を抱えています。
特にお母さまが多く、旦那さんに相談してもあまり子育てに前向きではない、興味がない、放任、子育ては母親の仕事だと決めつけて話を聞いてもらえないなどと。
大事ことを話し合いたくても忙しいと時間を作れない、すべて否定から入り話にならない。
子どもに対しても頭ごなしに怒るだけ、表面的な叱咤激励しかせず問題解決に至らない、逆に甘々になり子どもの言いなり。
母親が厳しくしても父親が甘くして、困ったことがあると父親に逃げることがあり、話にならない。
各家庭で沢山の困りごとはあります、その問題解決を果たしてどうしたらいいのか?
親ならネット情報を沢山検索して、あらゆる情報を頭に入れて、パンフレットなども取り寄せるでしょう。
情報ばかりで頭がいっぱいになり、正しい判断が出来ない事もあります。
そして、本人の意思を聞きすぎて、何ごとも思い通りに進まない事もあるかな。
情報迷子の親御様!!!!!
いつまでも情報に振り回されて判断が遅くなると、小学、中学という義務教育機関もあっという間に終わってしまい。
あっという間に子どもが大人になってしまいます。
現代の教育は見守り、尊重とスタンスが重視されていますが。
本当にそれでいいのでしょうか?
私たちは全寮制フリースクールを長年やってきて感じたことは自宅での解決、改善が難しいと個人的には思っています。
行政機関、教育機関などで問題が解決できない事を私たちは問題に真摯に向き合い解決に尽力してきました。
全寮制フリースクールでは様々な問題を抱えたお子様から、子育てに悩んでいる親御様のサポートを重点的に行い、健全で健康的な家庭になるようにサポートをしています。
親元を離れることで子どもが学ぶこと、数えきれないほどあります。
規則正しい生活から、感謝の気持ち、思いやり、炊事、洗濯、掃除を自分でやることで親の有難みを理解して、感謝の気持ちを育む、そして集団生活を経て自ら考え行動する力を身につける。
料理を作ることで成功体験を得て、自信に繋げるなど例を挙げていくと切りがありませんが。
全寮制フリースクールでの生活は子どもに取ってきっと有益な経験になります。
入寮を決断するのは容易ではありませんが、子供の将来を考えた時に親として苦渋の決断をすることも必要と思います。
子どもから恨まれようと、嫌われようと子どもの事を第一で考えた時に、先が見えない生活に子どもが苦しんでいることを理解してあげてください。