チャレンジスクール 

 

今回のテーマは子どもからの家庭内暴力について

 

子どもからの暴力があると相談が非常に多いです!

 

対象年齢は小学3年生から高校生までと幅広く相談があります。

 

昔では考えられない現象かなと思います。。。。

 

昔は親は絶対的な存在で親に対して手をあげるなどもってのほかでした。

 

親の威厳もあり、親の言うことはちゃんと反抗せずに聞いていた気がします。

 

最近の相談では、ゲーム中の子どもにいい加減にゲームを止めてと指摘しただけで物を投げて来たり、暴力をしてくるという相談があります。

 

過激なゲームも多いので、子ども自身も過激になっていることが見受けられます。

 

ゲームが楽しいのは理解できますが、親に暴言暴力を振るってまでやることでしょうか?

 

暴言、暴力が普通の状態になっている子どもが多いです、自分の主張を通すためには手段を選びません。

 

話を聞いて正直辛い気持ちになります。

 

親としては子どもがこうなってしまったのは親の責任と決めてしまい諦めている家庭もあります。

 

親の育て方が悪かった?

 

親はいつでも子どもの為にと奮闘してきたのではないでしょうか。

 

親だって人間だし、時には間違えることはあります間違えたことをしてしまった時は隠すのではなく素直に謝る、認めることが大切です。

 

よくある話が、子どもが小さいころ手を挙げてしまった、厳しくしすぎたと話をしてくる親御さんはいます。

 

その場の状況はわかりませんが、もちろん手を挙げることはダメなことです。

 

だからと言ってその復讐劇のように今になって子どもから暴言、暴力を受けることが果たしていいことなんでしょうか?

 

それを許してしまった時にこれから子どもが全て親のせいでこうなってしまったと考え間違えた成功体験をしてしまいます。

 

大半の親御さんが、暴力、暴言で苦しみ一人でか囲むことが多いです。

 

だれにも相談ができず、子どもの支配下にいる母が我慢すればトラブルにならないと思い込んでしまい拗れた親子関係ができあがってしまいます。

 

私はたくさんの拗れた関係の家庭を見てきました。

 

もっと早く相談しれくれればと思います、親の為にも子どもの為にも早期の相談が解決に至るケースもあります。

 

ケースによっては親が子供を殺めてしまったなどの事件などのニュースを見ます。

 

ニュースを見て心が落ち込みます。

 

逆のケースもあります、こどもが親を殺めてしまうとこともあります。

 

なんで平和な日本でこのような事件が起きるのでしょうか?

 

相談できる環境が昔と比べて減っている相談することが恥に思っているのか。

 

親子であろうと人間ですからすれ違うこともあります、すれ違った時にどう話し合えるか向き合えるかだと思います。

 

最近の家庭は会話が減り、家の中でもラインで会話をしている、必要以上に子どもに声をかけないなどの家庭が多いみたいです。

 

子どもたちは自分の部屋があり、スマホがあり、パソコンがあり、家庭によってはテレビまで自室にある。

 

全ての事が自室で完結してしまう環境。。。。。

 

部屋からでることが極端に減り、ご飯もすれ違いで食べることもあるそうです。

 

共働きが普通になり、すれ違いも仕方ない家庭もありますが。

 

可能な限り、子どもとご飯を一緒に食べることはコミュニケーションをとるために大切です。

 

子どもはまだ精神的なところは未熟で家庭内でも学ぶことは沢山あります、大事な期間を逃してしまうと、将来子供が成長して大人になった時にどんな大人になるでしょうか?

 

もともと内気な子どもはもっと内気なり、コミュニケーション能力が高い子どもでも社会性が損なわれたり、自宅での当たりまえが普通になり、社会人になった時に困るのは子どもではないでしょうか?

 

親に対して暴力、暴言などがある家庭は今、問題解決をしないと今後関係修復もできず時だけが過ぎていくと思います。

 

家庭内暴力をする子どもたちと話をした際に子どもたちは暴力は悪いと分かってるが。

 

と言われたことがあります。

 

分かってるけど、なんで止められないのと聞くと親が悪いと他責にする子どもが大半で。

 

過去に親も手を挙げてきたから自分もやっていると、だから止めないし止めれないと。

 

このケースの場合子どもの認識違いの事もありますし、認識通りの事もあります。

 

手を挙げている、家庭の親は子どもからの暴力、暴言に我慢している親が多いと思います。

 

よかれと思って厳しくしていた。

 

どの親も子供の成長の為にと必死なのは分かります、ただ大事なこどもだからこそほかの手段は他にはあったのではないかと思います。

 

ただ過去の事を掘り起こしても仕方ないので、これからの事を考え行動をしてもらいたいと思います。

 

過去にあった間違えを認め、同じ過ちを繰り返さないようにしてもらいたいですね。

 

子どもたちは現実世界がうまくいかないと過去に囚われる傾向にあります。

 

現実世界がうまくいくように生活習慣の立て直しをしてあげてください。

 

ゲームばかりの生活も普通ではなく、孤立していることがあります。

 

孤独で悲しくなり、親に八つ当たりをしている事もあります。

 

暴言、暴力は子どものSOSの場合もあります。

苦しくて、辛いなど子どもと話すと伝えてくることがありました。

 

本当に助けて欲しい、どうにも自分の力では問題解決ができないという事を表現しているそうです。

 

なぜ、そのような表現になるのかというと、普段家族とコミュニケーションを取っていなくて話ができないなどがあるそうです。

 

表現の方法が暴言、暴力になり頭が真っ白になるみたいです。

 

暴れている時はなにも分からなくなり、理性が効かないと。。。

 

 

話を聞いていても聞いてる方が悲しくなります。

 

一緒に生活を送る以上は暴言も暴力も絶対にダメです。

 

家庭内の問題は家庭内で解決できない事もあります。

 

その際には第三者を含めて話をするのも一つの選択肢として考えてもらえたらと思います。

 

困った時、相談することは恥ずかしいことではなく。

 

なにもためらうことはありません。

 

いつでも相談受け付けております。