誹謗中傷
その時、心の中で
何が起こっているのか…
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ママの人生選択アドバイザー／
今井佳恵です。
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SNSの誹謗中傷により
悲しい事件が起きてしまいましたね。
私はその番組を見ていませんでしたし
その方のことも知りませんでしたが
今回の事件については
考えることがたくさんあるな
と感じました。
SNS上で起きたことと
その結果として起きてしまった事とは
今回は切り離して考えますね。
今回の事件は
わかりやすく言い換えれば
SNS上で起きたいじめ
ですよね。
いじめって悪いものですか？
と聞かれると
誰もが悪いものだと
答えるのではないでしょうか。
ではなぜいじめをしてしまうの？
と聞かれた時
その答えを答えられる人は
どれほどいるでしょうか？
きっと少ないのではないかなと
思います。
私たちは
子どもの頃から
道徳心というものを
育まれて育ちます。
でも現実社会を見ると
道徳心は育むことが
できているわけではないようですよね。
そこをきちんと認めなければ
修正することもできません。
人には優しくしなさい
仲良くしなさい
悪口を言ってはいけません
ルールは守りましょう
人を見た目で判断してはいけません
子どもたちは
そういった「善」なる行動を
道徳の授業や親からのお説教で
言葉で教えられて育ちます。
でも、
言葉では
頭で理解することしか
教えることはできません。
何かを良いと思ったり
何かを悪いと思ったりすることは
正解があるようで
ないものだと思うんですよね。
そういった正解のないことは
頭で理解はできても
心が納得できないことの方が多いです。
正しいことばかり言う学校の先生を
「偽善者」だ
って感じたことはありませんか？
私はありましたね。
みんな平等、仲良くが合言葉
自分のクラスの生徒は
自分の子どものように考えている
と言っていた先生。
私は大嫌いだったんですよ。
なぜならその行動は
言葉と全く一致していなかったから。
ある特定の子を可愛がる。
お気に入りの生徒を
自分のクラスに囲い込み
気に入らなくなったら
次のクラス替えで外す
そんな行動から
本心を察知していたのだと思います。
子どもは
親や周りの大人の言動を
よく見ています。
言葉もよく聞いています。
そして子どもなりに
とても正確にジャッジしています。
それなのに
大人はそのことに気づかずに
言葉で
正しいとされることを
教えようとします
何かをしてはダメだとか
その考えはよくないだとか。
いじめはよくない
というのもよく言われることです。
でもいじめがなくなったことなんて
これまでの歴史の中では
一度もないんですよ。
それは子どもの世界の話ではない。
実は子供は
大人の世界の真似を
しているだけなんです。
いじめが存在しているのは
大人の世界。
ほら、少し周りを見渡しただけでも
たくさんのハラスメントが
あふれているでしょ？
なら、私たち大人は
■どうしていじめが起きてしまうのか
■人を陥れようとする時どんな事が
自分の中で起きているのか
ということを
きちんと知る努力を
しなければいけないのではないでしょうか。
誰にだって
・人を攻撃したい
・人を責めたい
・困っている姿を見ると気分がよくなる
といった好ましくない感情を
持っているんです。
人を笑いたくなる気持ち
それがあるから
いろいろな種類の
お笑い芸人さんが
存在しているということもありますね。
私自身にも
好ましくない感情はあります。
感情コントロールは
随分うまくなりましたが
それでもやはり
好ましくない感情
誰かを羨ましいと思ったり
人と比較したりという感情は
簡単には捨てることは難しいです。
人間だもの。
さすがに
その好ましくない感情を
そのまま対象にぶつけるということは
小学生時代に卒業しましたが。
私たち大人は
もっと自分たちの
好ましくない感情を認め
その感情を持て余していることも
でもコントロールしていく必要があることも
うまくいかずに失敗してしまうことも含めて
子どもたちに伝えていく必要が
あるのではないかと思います。
まずは
いじめの構造から
考え直してみるといいかもしれませんね。
人を育てる一人の人間として
大事なことだと思います。
■小学館新書
ヒトは「いじめ」をやめられない
中野信子著
この本はとても参考になる本です。
ぜひ手に取ってみてください。
私ももう一度読み返してみようと思います。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
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ママの人生選択アドバイザー
今井佳恵
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