こんにちは。

まなびの一歩プロジェクト

代表のYOSHIEです。

 

前回は質問力を伸ばすために

家庭でできることとして

質問することを提案しました。

 

基本的な質問の方法と

大前提として

相手を理解する姿勢が大切ですよ

ということをお伝えしましたね。

 

今回はその続きです。

 

前回お伝えしたのは

「いつ」「どこで」「誰が」「何を」

「どのようにして」「なぜ」

という基本を使って質問をしていこう

というものでしたね。

 

さてこれは基本ではあるのですが、

お気づきの通り欠けているものがあるんです。

 

この質問を続けても

相手の理解はなかなかできないんですね。

 

なぜならこの質問は

事実の把握には有効でも

感情や思考を理解する問いではないんですよね。

 

下手をすると

「尋問」になってしまいます。

 

人を理解することと

事実を理解することは異なります。

 

以前にもお伝えしたことがあるかもしれませんが

物事は無色透明なんですね。

そこに善い・悪い、好き・嫌い、

といった色を付けているのは人の価値観です。

 

価値観は経験から生まれるので

人それぞれ違って当然なんです。

そこを理解していないと

同じ話題を話していても

どうも話がかみ合わない

といったことが起こってしまいます。

 

子どもにはまだはっきりとした価値観は

できあがっていませんが

それでも何かを感じて生きています。

 

そこを理解しようとしてあげることが

大切かなと思います。

 

「どう思ったの?」という

感情にフォーカスする問い、

そして「なぜそう思ったのか」という

深堀りをしてあげると

子どものことがよくわかってくるかもしれません。

 

子どもが何気なく使っている言葉についても

親と認識がずれていることがあります。

 

これは笑い話のような話なのですが、

長男君が友達とふざけあっていて

友達の手が勢いよくぶつかったことがありました。

その後「心が痛い」とずっと訴えかけてきます。

 

「心が痛い」なんて言われると

親としてはドキッとしますよね。

あまりにずっと言うものだから、

心配になりました。

 

うまくいってないのかな?

いじめに発展しないかな?

なんて。

 

でも子どもの言っている「心」について

よくよーく聞いてみると

それは親が思っていた「胸」のことで

それも内面的な「胸」ではなく、

肉体的な意味の「胸」でした。

 

つまり、気持ちが傷ついたのではなく、

ドンっと当たった場所がまだ少し痛むのだと。

 

なんだよ~、心配したじゃんか。

 

って思うのですが、

言葉のずれってこういうことなんですよ。

これは間違って使っているだけなのですが、

確かに心という時は

胸に手を当てますもんね(笑)

 

これは子ども故のすれ違いの話ですけどね。

 

相手がその言葉を

どういう意味で使っているのかを

きちんと理解しないと

相手の理解にはつながらないなと思います。

 

感情や思考を理解しようとするためには

相手のイメージと自分のイメージを

すり合わせる努力が必要になってきます。

 

ここで使いやすい問いかけとしては

「それって具体的にはどういうこと?」

「〇〇って例えば?」

「ほかの表現だったらどういうのが近い?」

「どんなときにそう感じる?」

などなど。

 

そして、

「〇〇ってことかなと思ったんだけどあってる?」

と聞いてしまうのも一つの方法です。

 

こういう風に

子どもを理解しようとするところから

質問が生まれ、

こういった質問を繰り返しているうちに

子どもの質問力も伸びてくるんじゃないかなと。

 

難しくスキルを身につけようとするよりも

会話を楽しみ、子どもをもっと理解しようとする

そこが基盤になるように思います。

 

ぜひご家庭で会話を楽しんでくださいね!

 

そんなこと言われても

忙しくて会話する時間なんてない!

気持ちに余裕が持てない!

という方へ

 

12月に子育て交流会&ミニセミナーを

開催しますので、

ぜひぜひご参加ください☆

 

詳細はまなびの一歩プロジェクトHPから。

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