タロが産まれ、ジロが産まれ、母になってからずーっと心のどこかにある気持ち。
一人の時間が欲しい
子どもと離れたい
一人で静かに過ごしたい
自分の思い通りにならなくて
何をしても、泣き声や要求で中断され
自分の感情のコントロールが難しくなる。
とにかく、一人でゆっくり過ごしたい、と思ったことが何度あるか。
でも、色々な人から言われたこんな言葉。
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こんなにべったりなのは今だけだよ。
こんなにママ、ママって言ってたのが、大きくなったら「うん」とか「ああ、そう」とかしか言わなくなるんだよ。
今が一番大変だけど、振り返ったら一番良い時なんだよね。
可愛いねぇ。幸せな時だねぇ。
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この、ママにべったりの時期を楽しめないのってすごくもったいない事してるのかなぁと思いつつ、2人を保育園に入れタロは4歳。ジロは2歳。
昨日の朝のこと。
相変わらず二人が口を揃えて
「ママ、〇〇して！」
「ママ、見て！」
「ママ、抱っこー」
「ママ、きて！」
「ママ！ママ！」
やかましいー
と思いながら、
と思いながら、スーパーに買い物に行くけど、一緒に行く？
と聞くと
行く！！
いく！
それか、パパとお留守番してても良いよ。
パパはお皿洗ったり洗濯干したりしなきゃいけないから、太鼓とかジョージ(おさるのジョージ)見てても良いよ。
と言うと
んー、じゃあ行かない！ジョージ見たい
たいこ！たいこみる！
と、結構あっさり。
その時は
ラッキー。ゆっくり買い物できる♪
と思ったのですが
買い物をしながらしみじみと、
あぁ、私はおさるのジョージに負けたんだな
と。
ちょっとした外出でさえ
「ママが良い！ママ行かないで！」
と足元にしがみついてきたり
泣きはしなくとも、「行ってきまーす」の私の言葉が聞こえないかのように、玄関から離れた場所で目を合わせずうつむいておもちゃで気を紛らわせたり
バイバイ、と手を振りながらも表情は今にも泣きそうなで涙目だったり...
そんな時期はもう終わりつつあるんだ、とハッとし、うっすらとではありますが、さみしさを感じました。
うっすらなのは、やっぱり買い物は一人で行くのが断然ラクだから（笑）
帰ったらタロはすごく拗ねた顔で
ママ、遅かったよ！
と言い
ジロは
私を見るなりパッと顔が明るくなってニコニコっとしてくれました。
あぁ、まだ求められてるんだな、とほっとする自分がいました。
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