あと何回会えるかわからないおばあちゃん。
昨日、会いに行きました。
家から片道2時間かけて行き、滞在時間は2時間ほど。
入院していたときより元気そうで
ご飯も食べていたし
電話では寝てばっかりと言っていたけど
顔色は良く歩行器を使いながら歩くこともできていました。
一方おじいちゃんはかなりお疲れの様子。
掃除や食事の支度はおじいちゃんがするようになり、2月には白内障の手術を控え、病院の手続きにも困っている様子でした。
おばあちゃんと話そうと思っていたけど、おじいちゃんがたくさん話していました。
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おばあちゃんが弱っていくと、僕もおんなじように弱っていく。
おばあちゃんと思っている以上に繋がっているんだ。
おばあちゃんはよく頑張ってますよ。
身体は、どこかひとつ崩れていくと、ガラガラっと一気にいろんなところが弱っていくんですよ。
そうすると、不安だしね。精神的なものも弱くなっていく。大変なんですよ。
気がかりなのは、本のことね。
囲碁の本と、法律の本と、あと源氏物語とかいくつかあるけど、捨てるにはもったいなんだね。
かなり貴重なものもあって、寄付したり、必要な人に譲れたらと思ってるんだけど、なかなか行動に移せないでいるんですよ。
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おじいちゃんはハマったらとことん極める人。
勉強家で、本好きで、調べたり考えたりすることに熱中する学者タイプ。
集めた専門書、資料を捨てずに活かして欲しいという気持ちが強いようです。
今はバリューブックス始め、梱包して送るだけの古本買取り業者がいくつもあります。
こういうのを利用すると中古市場の流通に乗るから、欲しい人の手に渡る確率が高くなるよ。
お金には大してならないけど、捨てずに誰かに読んでもらえる可能性が高いと思うから、必要なときはやってあげるよ。
と伝えたら嬉しそうにしていました。
書棚にずらりと並んだ囲碁や法律の専門書。
いくつかAmazonやメルカリでチェックしましたが、売り買いされてるものもあり、買取りしてもらえる本もありそうだなぁという印象。
それにしても、数十年前の当時の価格で2万、3万するものが何冊もあり、本で学ぶことにお金を惜しまない性格だったようです。
本のことと合わせて、普段使っているものの場所、捨ててもらって良いもののある場所なども教えてもらいました。
糖尿病と闘い、目も衰え、おばあちゃんが逝ってしまうことに大きな不安を持ち、死を意識しながら遺された人が困らないように考えているようです。
子供と過ごせる残り時間について書いてありますが
おじいちゃんおばあちゃんと一緒に過ごせる残り時間は本当に少ないことを覚悟しています。
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