日暮里舎人ライナー | 学びをつくる会世話人リレーブログ

日暮里舎人ライナー

 東京の下町、足立区の西部は交通の過疎地でした。私の家はそこにあります。区役所に行くのも、小1時間、バスに乗らなければ鉄道の駅に届きません。ここに日暮里からのモノレールが開通しました。「日暮里舎人ライナー」です。私の家からは日暮里まで、これまで1時間近くかかっていたのが、25分で行けるようになりました。都心が間近になりました。東京駅まで40分です。このモノレールの計画は20年以上も前からあったのです。「やっと」という思いです。

 足立区はまん中に南北の東武線があるだけで、そこからはずれると「交通僻地」でした。一昨年に足立東部に「つくばエクスプレス」が開通しました。私が最後に在籍していた中学校の学区域に「つくばエクスプレス」の駅があります。卒業後の進学できる高校が一機に増えました。遠くまで通えるようになったのです。

 足立西部に「待ちに待った」鉄道(モノレール)ができました。このモノレール、コストを下げるため、無人運転です。一番前に乗ると誰も運転していないのに、ちゃんと動いて、ちゃんと止まります。ちょっと「こわい」です。このモノレールは都営です。「都」の意向をちゃんと繁栄しています。開通当初、駅やホーム、車内の「広告」は「このモノレールは道路特定財源でつくられています」という宣伝一本でした。今は、これに変わって「2016年に東京オリンピックを」というポスターが張りめぐらされています。これを見ながら毎日、乗っています。でも私にとっては、とても便利になりました。