ほんと久しぶりのブログ
代表の秋元は、各所でブログを書いていて、
「南田君も、書いたら?」とのことだったので、久しぶりに書いてみようと思った
アメーバのブログは、日々の気付きやらを書いていて、
自分で言うのもなんだが、自分で読んでていろいろ気づかせてもらえることが多い
で、そんな久しぶりのブログで、書こうと思ったのは
うちの宣伝www(ごめんなさい。笑)
新卒採用始めるので、その案内をかねて
※詳細は、こちらをご覧ください。
で、そんな中でもし、これから新卒でG-netを真剣に考えてくれる人が
いるのなら、僕自身がどうだったかをお伝えするのって意味あるんじゃないか?
って思ったので、書いてみようと思ったわけです
というわけで新卒で入ってみて思うこと(長いですwww)
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まずは、基礎情報から
大学院の修了と共に、G-netに新卒で入社(初の新卒)
以来5年の月日が経ち、2013年より副代表理事に
入社時には職員は3名(正しくは入ってすぐに抜けた人もいたが)
今は職員15名
僕は教育学部、大学院の出身なので
ビジネスとか、経営とか、一般社会とかそういうのは疎かった
そんな僕が入ってみて思ったことが以下のこと
1、地域が育ててくれる(幅広く、多様なソーシャルキャピタル)
職員3人、メイン事業の実践型インターンシップは、まだ地方では
全然認知もされていない中で、こうすれば良いという答えは誰にもなかった
代表の秋元は、オーナーだから、企業とのやりとりも、社長対社長のやりとり
僕が同じように真似したら良いというものでもなかった(キャラも違うし。笑)
OJTもない(当時の話ねwww)し、同期もいないから比較もできない
今でもそうだけど、どうなれば正解かなんてのも描きにくい業務で
ほんと、どうしたもんかと思ってた
営業行っても
「大学を疎かにする取り組みとは組めない」
「NPOなんてうさんくさい」
何度言われたことだろうwww
なので、正直言って【大企業でバリバリ】なんて同級生の話に
どこか焦ることなんかも少なくなかった
自分は価値を出せているのか?がわかりにくかったから特に・・・
でも、今思えばそういう中でも、本当はたくさんのモデルがいて、
地域全体で育ててもらっていたのだと実感する
【それぞれの手法で衰退する地場産業を立て直すカッコいい経営者の方たち】
経営もマーケティングもプロモーションも、ノウハウだけじゃない
本当の具体的なケースの中での成功、失敗を学ばせてもらった
逆境にどう向き合うのか、苦しみをどう乗り越えるのか
仕事を一緒にさせてもらうだけで、学びの連続だった
【限界なんて気にせずチャレンジする学生たち】
大きな壁にぶつかりながらも、あきらめず挑戦し、ものすごいスピードで
成長していく学生からは、刺激はもちろん、負けたくないという先輩の意地みたいな
ものを常に感じさせてもらえた
彼らは、年を経るごとに年齢がひらいていくけど、今では仲間だと思うし
どんどんどんどん社会の中で仲間が増えていく感覚は楽しい
【人の成長にとことん向き合う全国の仲間、大学の先生たち】
岐阜でG-netがあるように、全国津々浦々に挑戦するNPOや企業があって
そこで共に日々チャレンジしている先輩や仲間の存在も大きい
そして、若者の成長によりそうホンキの先生の存在も大きい
職場が違っても、働く場所が違っても
同じ想いを磨き合いながら、それぞれのフィールドで頑張る人がいる
この多様性は、気付きと希望にあふれている
小さな小さな会社でも、そこにある出会いや関わりは
すごく大きくて、地域全体の中で僕は仕事ができて、学べている
そんな風に思う
2、自分で立つ(ブランドを自分たちでつくる)
5年前に入社してからG-netは何が変わっただろうとふと振り返ってみる
・インターン生向けの研修会の企画運営/定例化
・インターンシップのモニタリングの定例化
・1か月半のインターンシップ(地域協働型インターン)の開発
・複数企業取材型インターンの開発
・大学向けのコーディネートノウハウの移転研修
・他地域でのG-netのような団体の立ち上げ支援
・グロービス様と連携した若手社会人向けのプログラム開発
・NPOのハタモクさんやカタリバさんとのコラボ
・信金や地銀様との事業提携
・大学の講義の企画運営
・若者が選ぶ魅力的な中小企業100選などの接点づくり
・逆指名型求人などの採用支援、就職支援
・5年前に比べて10倍に増えたインターンシップのコーディネート
・四半期研修や合宿、理事会などの社内体制の整備
・・・などなど
制度も仕組みも変わったし、
連携する人や組織も大きく変わったように思う
全ての意思決定に、小さな組織だからこそ関われることの面白さがある
そして、誰が入ったかということに大きく影響を受けている
あの時、あの話をしたかしてなかったか、それだけでも、今はたぶん変わってくる
そんくらいに自分たちひとりひとりの影響が大きい
そういう意味では
僕らひとりひとりがG-netのミッションに対してどう向き合うか
どう考えるのかによって、舵も変わってくる
いつだって自分が試される、いや試せる
失敗しても成功しても自分に返ってくる
誰かに必要とされる会社じゃなくて
誰かに必要とされる自分という感覚はきっとある
そういう環境であることは、良くも悪くも間違いない
これが辛い人にはしんどいかもしんない
3、意味に向き合いながら仕事ができる(ミッションオリエンテッド)
何のために働くのか
誰のために働くのか
自分の幸せは当たり前だけど追及する
でも、同じくらい誰かの幸せも追及する
そんな仕事や働くことの意味を常に実感しながら
日々を過ごせることは恵まれていると思う
まして、社内だけじゃなく
社外の多様な人たちと、それを共有し
働ける環境なんて、僕には贅沢すぎる
G-netの根幹は“人” (どこでもだけど)
ひとりの人の変化に寄り添いながら
組織や地域に変化が生まれていく
そういう部分に出会えるたびに、自分の身が引き締まる
【100年先も安心して生きていける地域づくり】
にG-netの事業はどう貢献していけるのか?
自分の一挙手一投足はどうつながっているのか?
ばかばかしいかもしんないけど
そんなことをいっつも真剣に考えさせてもらえるって
僕にとってはありがたい
ミッションオリエンテッドに生きてる人には
ぴったしかもしれない(ミッションが違えば、真逆になるけど)
4、生活は苦しいけど、そんなに言うほどでもない
あと、やっぱり気になるのは生活面だろうか
でも、正直G-netはそれほど大変ではない(全国的にはずっと良いのでは?)
代表や事務局長はじめ、理事の皆さんなど
色んな人に支えてもらっているからなのだけど
実感として
僕が得てると感じるベネフィットのほうが圧倒的に勝っている
・挑戦できる機会
・多様な仲間との出会い
・役割や価値を実感できる仕事
・寄り添えるたくさんの人の物語
この先もそうだと言い切れるわけではないけど
20代なら、きっとそんなに不安なく挑戦できると思う
「金儲けじゃなくて人儲けができる」
最高の場所のひとつじゃないだろうか
5、そして、何よりこれからが本当に面白い
5年間がもうすぐ終わるんだけど
年を経るごとにG-netは面白くなってきてると思う
自分たちの力が少しずつついてきたことで
役立てることが本当に増えてきているから
この地域の100年後を支える仕組み
日本中の地方に新しい風を吹き込めるモデルづくり
変わらず目の前のたった1人のために集中できる仕事
これまでの当たり前にプランBを提示できる可能性
さらに多くの多様な人や組織との連携
サポートしてくれる人や組織が増えてきているからこそ
どんだけでもやれることは増えてくる
だから、G-netを構成するひとりひとりが、どうミッションに向き合うか
それがこの先5年の舵を大きく変えていける可能性にあふれている
それってとっても面白いと思う
そんな瞬間を新卒1年目から目の当りにし、自分で仕掛けていける
って、5年前の僕が思ったら飛び上がるんじゃないだろうか
可能性にあふれるということは
希望でもあり、危機感でもある
どんなふうにひとりひとりが向き合うのか
どんなふうに舵をきっていくのか
それ次第ではG-netは存在価値を持たなくなることだってある
G-netで働くひとりひとりのホンキさが
5年後に間違いなく大きく影響するタイミングだからこそ
新卒での挑戦は、面白い
そんな風に思う
6、結局のところ
単純に思うことを書こうと思ったのだけど、ふと読み返すと広告みたいだwww
でも、今のところ本当にそう思う
NPOだから・・・という風にはあまり思わないし
ベンチャーでも地場産業でも、大手でもこういう実感ができるところはきっとある
でも、G-netに入社するときに想定していた最悪のシナリオから考えてみたら
全然悪くないのが実際だ
誰にでもおすすめするなんてことは無論ないけど
オモシロそうって思える人は、もしかしたらとっても合うんじゃないかな
どうだろうか?
さて、長々と書いてしまったけれど(いや、本当に長かった。笑)
僕個人としては
この記事を読んでみて
この記事とは全く違う感じ方をしたとしても
「まぁいいか」と笑い飛ばせる
そんな人に出会いたいなと思っている
以上、新卒募集を始める矢先
G-netではまだ少ない(唯一?)新卒入社した立場から見た弊社でした
読んで頂けた方
ありがとうございました
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