自分を裏切れることを体に叩きこむ | 人が変わる、組織が変わるために本当に大事なこと

人が変わる、組織が変わるために本当に大事なこと

NPO法人G-net代表理事 南田の個人ブログ(現在は移転しました)
チャレンジの伴走者として一緒に考え、一緒に走る。「若者のキャリア支援」「組織のチーム力向上、人材育成」「経営者の右腕」「教師の成長」「人が育つ組織作り」「インターンシップ」「コーディネート」 

【自分を変えたい】
そう思っている人は多い
そう願っている人も多い

けど、変えたいと変わるには結構の落差がある
誰もが願いながらも、実現できない。その差を「~たい」という言葉は埋め込んでいる

年を取れば尚更難しい
経験に裏打ちされた自分理論がより体になじむ
固定化した視点、積み重ねられた正論

そして、いつの間にか陳腐化する
本質は変わらずとも、時代によってその応用の仕方は変化する
そこに追いつけないと、陳腐な古臭いものにいとも簡単に化けてしまう

既に、その梯子に足をかけてしまっている
そんな気持ちがある

確信めいてくれば来るほど、見失っているものの影がちらつく
しかしながら一方で、確信めいてくるからこそ加速する

何かを実現していくには、執念のように貫く強さが必要で
そこには、一種の確信に近いものがある

そのバランス感覚が優れている人は
都度、時代に対応しながら、本質をぶらさずに突き進むことができる

さて、そんな人にどうやってなるのか??
はっきりいって良くわからん

ただ、思ったよりも難しくなく、簡単にそういう自分でいる方法はある

それが表題

【自分を裏切れるということを体に叩きこむ】

自分を変えるって言葉が意味するところは、
今の自分と違う自分でいるということに他ならない
それは、ある意味で自分に対しての裏切りでもあるのではないか

積み重ねた気持ちの良い自分流を自分で崩すこと
慣れたやり方を慣れないやり方に変えること
表ではなく裏に意識をやること
見えるものでなく、見えないものに目を向けること
自分の声じゃなく相手の声を聴くこと
・・・

自分で自分を裏切ることができるかどうか?
変化の本質はそこにあるように思う



まぁ、んなこと言って、でどやったらええの??
って話になるんやけど

僕が思うのはとっても簡単なこと
定期的に自分の癖や習慣を変え続ける

朝起きて家出るまでの行動の順番
お風呂場での体を洗う順番
通勤や通学に使うルート
自分の口癖
話すときの仕草
腕を組む時の右左の上下
手を組む時の右左の上下
好きな服装、ファッション
読む本
聴く音楽

自分を構成する小さな癖や習慣、好みを
定期的に裏切って、違う癖や習慣、好みにしてみる

たったそれだけ

違和感満載のスタート時点は、必ず元に戻そうという力が働く
なんとも気持ち悪い

けど、それを一定期間続けていたら
いつの間にか気持ち悪さはなくなって、自然に感じるようになってくる
気が付けば違ったことに慣れている自分がいる





大きな変化も基本的な構造は同じだと思う
だからこそ、小さな変化を起こせるような体にしておくことは
大きな変化を生み出すためのコアエンジンになりうる

年齢に限らず、とことん自分を裏切る体作りが
変わりたいが変わるになるための基礎トレーニングやと思う

これ、南田流の裏切り方なんやけど
皆さんどうでしょ?