代表の真部です。皆様、GWはリフレッシュできましたでしょうか?

私は息子と多摩川に化石発掘に行ってきました。

ひたすら化石を探したり、地面を掘ったりで、久しぶりに体を動かし、いい汗をかきました。

 

今日は、総論的なお話をさせていただきたいと思います。

精神医学の領域では、病気や障害は、世界保健機構(WHO)が作成したICDという疾病分類やアメリカ精神医学会が刊行している精神疾患の診断・統計マニュアルであるDSMで定義・分類されています。

そこでは、発達障害という言葉は使われておらず神経発達症と言われています。

 

医学的には障害は身体障害精神障害の2つに分かれます。

精神障害のなかに、神経発達症がふくまれ、その中に、知的発達症(いわゆる知的障害)が含まれます。

知的発達症以外の神経発達症(ASD:自閉スペクトラム症, ADHD:注意欠如・多動症, SLD:限局性学習症など)がいわゆる発達障害となります。ざっくりいうと、神経発達症=知的発達症 (知的障害)+それ以外の神経発達症(※発達障害)となります。

※わかりやすくするためにあえて発達障害という言葉を用いています。

 

 

現在は、発達支援をしていない医師, マスコミや福祉の世界では「発達障害」という言葉が用いられておりますが、今後は、「神経発達症」を使うことが多くなるでしょう。過去に「精神分裂病」が「統合失調症」になったように