暖かい日差しを窓辺で受けていると眠くなってしまいますね照れ日差しを受けながらクッションで眠る猫ちゃんの気持ちがわかりそうな今日この頃です。

 

こんにちは!児童発達支援事業所コンパスさがみ野教室のスタッフです。

今回は言葉の発達について、少し書いてみようかと思います。代表にばかり書いてもらうのは申し訳ないですし口笛

 

 

さてさて、本題に入っていきましょう。

ことばの発達あれこれ、と題名でも述べさせていただきましたが……

 

ことばって広いですよね笑い泣き

発音もことばですし、名前を理解するのもことば。

文をなめらかに話すことだって「ことば」です。

「ことばが出ないんです。」という保護者様のお悩みも詳しく聞けば上記のように様々です。

 

そんな「ことば」の発達を乳児期に絞って簡単にまとめてみました♪

 

 

ことばのやりとり≒会話の土台は生まれてすぐに作られ始めます。

例えば……

 

赤ちゃんが泣く大泣き

  ↓

大人が働きかけるあんぐり

  ↓

赤ちゃんが泣き止むほんわか

 

というような場面。この時、話し手と聞き手の役割が交代しています。

赤ちゃんが泣く(話す)のに対し、大人は聞く(聞く)になっています。

大人が働きかける(話す)と赤ちゃんは泣き止む(聞く)となります。

この行為は「ターンテイキング」と呼ばれるものです。

ターンテイキングとは「役割交代」の意。聞き手と話し手が交代しながらやり取りを行っていく、会話の原型でもあります。

ここからやりとりの芽は伸びていきます。

 

 

二項関係から三項関係への変化もことばの土台作りにとても大切です。

 

二項関係とは〈子ども⇔親〉〈子ども⇔物〉の関係。子どもの注意は目の前にある対象に絞られています。

三項関係とは〈子ども・親・物〉のように……

「対象を指差しながら他者にそれを見るよう促す」関係のこと。子どもの注意は「見てほしいもの」と「見てほしい相手」の2つにむかっています。

 

共同注意は「共有」のベースです。here and now ……「今ここ」のみであった注意は「見えないもの」へと範囲を広げていきます。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?ことばが出てくるずっと前から、やり取りのための準備を進めているなんて……発達ってすごいびっくり

 

多職種集まるコンパスさがみ野教室には言語聴覚士も在籍しています。

その言語聴覚士がことばに関する相談会を2024年2月14日に開催いたします!

そのことばの悩み、ちょっと相談してみませんか?