最期の迎え方〜4〜 | Manablo

Manablo

日常のこと、BUHIのこと、 たまーに歌うたい♪

少しずつ


少しずつ


アビーは弱っていきました。


亡くなる一週間前くらいから


大きなてんかん発作も


繰り返すようになり


薬で抑えきれなくなっていきました。


今までは起きている時に


突然発作を起こすパターンが


多かったですが


ぐっすり熟睡している時にいきなり


唐突に発作を起こすようになりました。


身体が跳ね上がり


ケージにぶつかって


床に叩きつけられる


凄まじい威力の発作でした。。


ただただ泣くしか出来ず


代わってあげられなくてごめん


ごめん


ごめんね


アビーごめんなさい


ずっとそう言って泣きながら


抱きしめていました。


意識もだんだん


ハッキリしなくなり


せん妄状態?に近い感じで


夜中に鳴き叫ぶようになり


寝てくれなくなりました。


起きている間はずっと発作です。


ハッキリ言って


地獄でした。


私達も眠れぬ日々が続き


精神的にも肉体的にも


極限状態でした。


苦しそうに辛そうに


鳴き叫ぶアビーを


私がどうにかしなくちゃいけない


こんなに苦しむなら


いっそ私が息を止めてあげた方が


良いんじゃないかとすら思い


叫びながら泣きながら


アビーの顔をタオルで押さえようと


してしまいました。


もう限界でした。


頭がおかしかった


今だったらそう思います。


アビー大丈夫だよ


ママもすぐ一緒に行くからね


そんなことを思いながら


泣きじゃくりながら


旦那さんに


『もうさ、アビーと一緒に死んじゃおう。だってアビーだけなんてダメだよ、寂しいじゃん、私達も一緒に行かないと。』と言うと


旦那さんは否定もせず


押し黙ったまま


私とアビーを


力いっぱい抱き締めました。


その瞬間我に返りました。


大声で泣きながら


ごめんねごめんね


アビーはこんなに頑張ってるのに


弱いママで


本当にごめんね


そう泣き叫びながら


アビーと旦那さんと抱き合いました。


この瞬間を思い出すと


今でも辛すぎて泣きじゃくります。


35年間の自分の人生の中で


一番苦しい


瞬間だったかもしれません。


最後の三日間は


ほぼ寝たきりになったアビー



ひたすらくるくる


回っていた時期に


回りやすいように100均のフェンスを


繋ぎ合わせて即席サークルを作って


その中を歩かせていましたが


サークルが出来て


間もなく歩けなくなりました。


歩きたいのに歩けない不満や


せん妄状態から泣き叫ぶ日が続き


私達もかなり追い詰められていて


先生とまた相談をしました。


安楽死がまた頭を過りました


でも出来ないしたくない


どうしたら良いんだろう


先生はアビーを病院で預かると


提案してくださりましたが


本当に本当に有り難い提案でした


でも


最期は我が家でと決めていました。


アビーが一番大好きなおうちでと。。


先生に聞きました。


アビーを眠らせることは


出来ますか?と


アビーよりずっと


お年を召したワンちゃんの


介護をしていた方のブログに


書いてあったんです。


認知症で夜中に鳴き叫ぶワンちゃん


どうしても安楽死は出来なくて


睡眠薬を病院で処方して貰い


眠らせることにしたと。。


睡眠薬を飲ませて数日


眠ったまま安らかにそのワンちゃんは


息を引き取った


そのブログを読んで


私もアビーが同じ状況になったら


こうした方が良いのでは


そう思ったのです。。


またまた長くなりました(・・;)


次が本当にラストです。



ママっていつも文章長いんだぷー 


               byアビー