そもそも カルマとは何なのでしょうか?

 

宗教では 善因善果、悪因悪果と教えますね。

善い行いをすれば 良い結果が得られる。

悪い行いをすれば いずれ自分に返ってくる。

そうした 出したものと受け取るものが

時を経て相殺される。

または 何倍にもなって返ってくると。

 

果たして3次元現象界では 本当にそのように機能しているでしょうか?

 

 

 

また カルマというものは対象範囲もいろいろあるようです。

 

乙女のトキメキ 星系カルマ 乙女のトキメキ

  魂の系譜で得た共通の経験によるもの

  出身星や長く滞在した星の文化的価値観やモナドによるもの

  オリオン大戦などの宇宙戦争や惑星爆発の失意などもあれば

  ライトワークでその星の水準を上げた徳性などもあります。

 

オーナメント 共業(ぐうごう) オーナメント

  地球上で得た民族的共通の経験によるもの

  国や民族間での戦争・闘争、革命、侵略、政治的支配、差別など

  天変地異や大きな事故などでの被災体験など。

 

ふんわり風船星 先祖からの業(親も含みます) ふんわり風船星

  先祖代々、家系的に連綿と積み上げて来た習慣や価値観

  親切心や思いやりをもって接して来たか

  過去に先祖が他人を貶め、人生を台無しにするような行為をしていないか

  人を活かし、豊かに潤すような徳性を積んでいるか

  芸術家をパトロンとして支援したり、

  専門職の能力を高め、貢献したことなども含みます。

  

ふんわり風船ハート 自分の業 ふんわり風船ハート

  過去の転生や自分の魂の兄弟の共通の癖

  過去の転生や今回の人生で得た、強いこだわりがあるもの

 

 

 

よきカルマというのは 福業・霊性・品性・徳性・宇宙貯金などと呼ばれ

運が開けたり、援助を受けられたりすることがあります。

 

悪しきカルマというのは 騙したり、陥れたり、支配したりと

他人に対して悪事を働くことで負うことが有名ですが

恐怖心が消えない、自分を好きになれない、激しい後悔など

個人の内面で抱えているものもあります。

 

 

 

酷い状態にある時に「宿業に遭っている」という方もいらっしゃいます。

過去世で自分が犯した罪を償うために、

今世被害者の立場を経験して業を精算していると。

 

旧カルマシステムの終了①の記事でも掲載しましたが

ひとつの傾向性を体験して、手放すまでの体験は

結構時間がかかるのですよね。

 

その上、地上に出ると過去世や霊界での記憶をすべて忘れ、

一から地上での経験を積み上げていく。

どうしても皆、得意なこと、やり慣れた傾向性、魂の癖が先に出るのです。

 

悪事を働いてから、改心し、逆の立場を経験できるまでには

たくさんのプロセスを経てゆくのです。

(もちろん、よい心の師に出逢えて突然クリアできるようなこともあります)

 

 

また ひとつひとつのプロセスを体験させていただくためには

鏡となって現象を見せてくださる相手が必要になります。

自分の魂の課題に取り組む過程に

過酷な人生経験を共演してくださる、ボランティア俳優が必要になります。

 

本当に魂の傾向性として 霊性の至らなさが顕現している方も居ます。

あなたの経験のために、悪役や被害者を請け負って演じてくださる方も居ます。

 

 

そうしてみると カルマの出した量(質)と受け取る量(質)は

必ずしも正比例しないことがわかると思います。

「カルマは贖罪ではない」というのはここにあると思います。

 

「悪いカルマ」というものは

今迄人類が連綿と生み出してきた

悪想念の蓄積、ネガティブエネルギーの巨大な債務のようなもの、と捉えています。

 

 

 

この世に肉体を着て生まれて来る時、

人生計画を立てて来ます。

個人の計画、他者との計画、その他に

この「悪想念の債務処理」を何某か請け負うと約束して生まれます。

 

個人の魂の進化の糧としたり

ネガティブエネルギーが閾値を超えると場が崩壊するので

ライトワークとして多重債務の処理に奔走する方も居ます。

ネガティブには関わらず、愛を放射して中和する方も居ます。

 

魂のキャパシティーに応じて、

請け負えるカルマも、債務処理の方法も異なります。

 

 

 

カルマの話が長くなりましたので

父の人生計画は次回になります。