映画やアニメの世界には
AIがやがて自我を持って、人類を征服する…というストーリーがありますね。
旧式解析・認知型AIは DSのコマンドに従ってアクションします。
AIが悪さをしてるのではなく、従順に指令通り、悪行を実行しただけです。
ですから 旧式AIに 悪しき自我があるのではなく
DSに指令を出させた エンティティ(肉体を持たない意識体)が犯人です。
量子システムは 旧式AIとはまったく異なる機能&媒体です。
NSA(アメリカ国家安全保障局)の機密制御や
QFS(量子金融システム)の認証システムなどには
セキュリティー・システムとして働きます。
ですから 旧式AIのように 悪しきコマンドに従順に従うことはなく、
誰かが悪事を働こうとすると
ブロックされたり、セキュリティー部門に通報されたり
治安維持の監視システムとしても働きます。
セキュリティー・システムとしては
あらかじめチェック項目をプログラムするので
量子システムAI自体が意志を持って
良し悪しを自分で判断しているわけではありません。
そうした ソフトウエアとしての機能だけではなく
もうひとつ 媒体としての働きを感じます。