地入のビザが下りて 地球人として受肉の機会を得ると
乗り物(魂の宿る肉体)選びをします。
肉体人間のDNAには 先祖代々、たくさんの記憶が織り込まれています。
その記憶のICチップの中から
人生計画として 自分が体験したいことがちゃんと搭載されている肉体を選びます。
記憶にも 2種類あって
嗜好や芸術的センス、笑いのツボ、手先の器用さなどは
魂の記憶を種子として持ってきて 必要な時期に開花するように思います。
スポーツなどの身体能力は身体の細胞と魂の記憶のコラボレーション。
そして 皆様が一番敬遠されたい、肉体細胞のカルマの記憶にまいります。
血族の肉体の記憶にも プラスのものもあります。
”徳性”や”品性”の中には
自身の魂の気質もあれば
先祖の残してくださった プラスのコードの記憶もあります。
思わぬ方からご厚意をいただくチャンスに恵まれることもあるでしょう。
さて 苦難やチャレンジの課題として現れるカルマについてです。
私は 仏教用語の「因果応報」という説法があまり好きではありません。
教道のお作法として
良い種を蒔けば良い結果が起こり、悪い種を蒔けば悪い結果が自分に帰ってくる
心がけとして説かれたものと思います。
決して かつて犯した罪の罰でも、贖いでもないのです。
なぜなら かつての加害者が 今度は被害者となって苦しみを味わうとします。
少しは最初の被害者の気が晴れることはあっても
最初の被害者の放った感情、
加害者が被害者となって放った感情…。
お互いのエネルギーが 相殺、中和、昇華、解放されるわけではないからです。
けれども 加害者が自分の行いを浅はかだった、申し訳なかったと
反省したり 改心して 気づきが起こると
確実に エネルギー場が変わります。
最初の被害者が この加害者を許す・許さないに関係なく
被害者の元へも 廻向します。