週末に、KCにある国立第一次世界大戦博物館(National WWI Museum and Memorial)に行ってきました。

 

ユニオンステーションの近くにあるこのミュージアムでは、

実際に使用された展示物やポスター、当時の映像や時代の流れなどが年表などにまとめており、

とても勉強になるミュージアムでした。

 

▼この日もとてもたくさんの人が訪れていました。戦争の悲惨さ、そして当時の状況が分かりやすく展示されています。

チケットを購入して、ミュージアムの入口に入ると、

ガラス張りの床の下に、たくさんのポピーの花が展示されていました。

 

スタッフの方に聞いた所、ポピーは第一次世界大戦で亡くなった方たちの追悼を意味するものだったそうです。

 

この話を聞き、館内では写真撮影することをやめ、胸に刻みました。

 

大型スクリーンでの映像はリアルで、また展示室コーナーからは当時の様子が細かく記されていました。

戦争で使用した大砲、ガスボンベ装具、残ったペンダントなど、キレイに保存されていました。

 

毒ガスのために使用したガスボンベとマスクは、本当にリアルで、すごく胸が苦しかったです。

たくさんの人が苦しんだんだろうな・・・

 

また、一方で女性が働き手となっていたということも学べました。

中でも印象的だったのが、看護師さん!!

 

スタッフの方が、当時の格好をして、説明をしてくれるコーナーがあったのですが、

そこで元ナースで、日本に何度か来たことがあるという女性の方と、たくさんお話しし、教えてもらうことも出来ました!

 

当時の針は使い捨てではなく、熱湯消毒で使い回していたという衛生環境のことや、

実際の道具、シリンダーのようなものなど、色々見せていただきました。

 

わかりやすく話してくれ、言っていることは理解できたのですが、

英語がまだ得意でない私は、うまく質問ができなくて、夫に訳してもらうことにえー?あせる

 

当時、なぜこの過酷な状況の中で、自ら志願してナースになり、戦地などへ赴く人が多かったのか?

(人口の3割の女性がそうだったともかお)

 

すると、彼女はおそらく・・・と言って、

愛国心・クリスチャン・そしてアドベンチャーだと思うと話していました。

 

アドベンチャーとは、異国の地へ冒険心を持っていってみたいということ、

また、当時のナースは未婚女性のみという決まりがあったらしく、そこで看護していた方と恋に落ちることもあったようです。

 

アメリカの愛国心、信じ助ける心、そして、大切な人のために自分の危険をさらしてまでチャレンジする精神は、本当にすごいなと思いました。

 

▼ちなみに、ミュージアムに入場すると、+$2で、記念碑にも上ることが出来ますニコひらめき電球

 KCの街並みを見渡すことができ、夜は夜景がとてもキレイだそうですキラキラ

▼ダウンタウンのほうはちょっとした六本木っぽい雰囲気です星

今までこういった戦争に関するミュージアムに来たことがなかったので、とても勉強になり、身が染みました。

毎日平和に暮らしている今に、本当に感謝するべきだなと思いましたかおひらめき電球