一般的には、この世で善なることをすれば、霊界で良いところに行き、悪なることをすれば、それ相応の暗い世界に行くという話がありますが、どうも霊界に存在する基準は、必ずしも客観的な善悪ではないようで、あくまでも心のあり方の方が重要なようです。
これは日本人の例ですが、この世に生きている間に、悪しきをくじき弱きを助けたという男性がいました。
弱い者いじめをする人をぶちのめし、いつも弱い人たちを助けていたので、生きている間は、相当慕われて、尊敬されていたようですが、その人が亡くなった後、行きついたところは、暗く争いばかりの世界だったそうです。
この世で良いことをしたのですから、霊界でもその功労で良いところに行くだろうと誰もが思っていたそうですが、なぜそうではなかったかというと、本人が求めたのは、誰かを助けようとした憐みの心ではなく、とにかく誰でもよいからぶちのめし、自分の強さを誇りたいということだったそうです。
それがたまたま強きをくじき弱気を助けるという結果だっただけだったということですし、当然気分も良かったのでしょう。
しかし、霊界では、心の姿がそのまま現れ、心の基準のところに引き寄せられるように向かいます。
そこが居心地が良いわけですね。
そして、霊界では今度は隠しようもなく素のま ま暴れまわり苦しむということになるようです。