今年ほどF1が面白くなかった年はない。悔しかった年と言い換えた方がいいかな。
とにかく、ホンダがまったく波に乗れなかったのが非常に悔しい。
途中から開発を止めて来年に備えたから、よけいに苦しい年になってしまった。

もう見るも無惨な状況だから、テレビもほとんど見なかった。
まあ、途中から見たり、途中で見るのを止めたりと、ファンとしてはあるまじき行為を繰り返してしまった(苦笑)。

来年こそは4強入りしてもらいたいもんだ。
スタッフも設備もドライバーも一流どころを揃えてるんだから、そろそろ復活してもいいんじゃないのかな?
とにかく、来年はルールも改正される事だし、復活を切に望む。

それと悔しかったのが、ハミルトンがドライバーズタイトルとかっさらってしまった事。
マクラーレンは、セナがいた頃は大好きだったけど、今では大嫌いなチームの筆頭(爆)。
ハミルトンに恨みはないが、今年はマッサにタイトルを取ってもらいたかった。

タイトル奪取をかけたブラジルグランプリ。マッサはプレッシャーの中で優勝を飾った。
その時はミルトンは6位を走行していて、もうタイトルは取ったものと思っていたら、なんと最終周の最終コーナーで5位にジャンプアップ。

たった1ポイント差で、マッサのてからはミルトンにタイトルが渡ってしまった。
ま、普通なら、残念で済ませられるんだけど、最終コーナーで抜かれたのが、これまた大嫌いなトヨタのグロッグ(トヨタが嫌い)。
何故か突然のスローダウンで、4位からあっという間に6位に転落してしまった(苦笑)。

レインタイヤをはいていなかったとはいえ、こりゃないんじゃないのか?
グロッグは可哀想に、後で地元ファンからはブーイングを受けるし、マスコミからは疑惑の目でみられてしまった(笑)。
とにかく、それまでの周回から20秒もスローダウンしたんだから疑われても仕方ない。
トヨタチームのスタッフとドライバーは、地元ファン(マッサはブラジル人)に付け狙われて隠れるようにして帰途についたとか。

レースは何が起こるか分からないというけれど、今年のような終わり方はなんともいたたまれない。
フェラーリも好きなチームではないけれど、マッサにタイトルを取らせてやりたかった。
彼の悔し涙に涙した俺であった(苦笑)。