紅葉に染まる京都の秋模様を「棹菓子」に仕立てました。

上半分は「浮島(うきしま)」と呼ばれる和菓子の独特の製法の蒸し生地です。
ふわ~ッとしつつ、重みがあってすーっと溶けるように、舌どけがよい不思議な感触です。

ふわ~とさせるものは泡たてた卵の白味です。
洋菓子のようですが、和菓子の世界にも古くから卵は泡たてて使われます。

この卵の白味に加える材料が白あん、上用粉、餅粉、という豆の餡と穀類です。
しかし固くなることはなく、うま~く調和して一つの蒸し菓子を形成しています。

大粒小豆の小倉羊羹(ようかん)に、やわらかい栗を並べ、朱色染めの浮島を重ね、表面に薄く氷餅をまき散らせております。

↓詳細ページはこれをクリック↓