ゆーまんので思い出したので先日感じたことを書きます。


先日とある少女が父親を殺害した事件がありました。

その事件をニュース番組が取り上げた際
締めの言葉として
「警察は今後少女の読んでいたミステリー小説や漫画を調べる模様です」と。

正直警察はまだそんなこと言ってるのかと。
漫画や小説、ゲームなんかは「原因」ではなく「表現のお手本」
そんなのをこの世の中から排除しても解決にはなりません。
大切なのはなぜ少女が父親を殺す必要があったのか。

聞けば家族は
・母親
・少女
・父親と小6の弟
という部屋割りで暮らしていたそうです。
この意味がわからない人は軽々しくテレビなんかでコメントする資格ありません。

これは紛れもなく「受験」です。

弟は今年中学受験で父親に管理されてると見るのが妥当です。
おそらく少女も小6のとき同じ生活をしていたはずです。
そしてやっと終わったにも関わらず次の怒鳴り声が聞こえてきたんです。
それは自分が怒鳴られるのと同じくらいストレスが溜まります。
弟が可愛ければ可愛いほど父親を排除する必要を感じるんです。

「原因」はそれだと思います。
あくまであたし個人の意見だから合ってるかわからないけど。。




あたしは彼女を擁護しようとは思いません。
父親を殺す方法以外にも絶対に道はあったはずだし。

よく少年犯罪は、犯人の顔写真の公開について討論されます。
市民の安全を守るか、少年たちの人権を守るか。
それは答えの出ない問いだし
どちらも正しい。
まぁ調べたらネットなんかに流れてるんだけどね…
でもあたしは見ても覚えないようにしてます。
晒されるのは、迫害されるのはそれだけのことしたのだから仕方ない。
だけど彼らが更生している可能性も忘れてはいけない。
彼らだって何も好きでそんな人生歩んだんじゃない。
環境が少しずつ彼らをそういうベクトルに進めただけ。


本当は少年たちもみんなと同じように笑顔溢れる日々を過ごしたかったこと
忘れないで。