やっと「鉄コン筋クリート」みた。


もちろんにのの声目当てで見たんだけど
にののクロもいいけど、蒼井優のシロがすごいよかった。
にのの声自体に慣れきってるせいか
クロの声はにのが言ってるように聞こえた。
でも、蒼井優のシロはシロなの。
蒼井優が言ってるんじゃなくてシロがしゃべってるように聞こえた。

すごいなぁ~
シロの声にはなんか心動かされるものがあったよ。
演技とかそういうのあたしは全然やったことないからわからないけど
そういうのがいい演技なんだろうね。
あたしの幻の演劇部時代@小学校のジョン(ウェンディの弟)と比べたら
ありんことアルプス山脈くらいの差だよ(笑)


それにシロは心が澄んでるなぁって思った。
だからクロも純粋にシロを求めてるんだろうなって。
まさに支え合って生きてるんだろうね。


あと、変化が怖いってのはなんだかわかる気がするなぁ。。
あたし地元みたいの全然ないんだけど
引っ越したし、小5以来私立の学校だからそんな友達いないし。
それでも、前住んでたところには12年くらい住んでて
4歳から高2までいたから思い入れがあるのね。
でも、そこに久しぶりに親が行って変わってたとことか聞くと悲しくなる。
なんか自分の過去がなくなっちゃうみたいな…
記憶なんて夢みたいなもんだもんね。
写真とか映像とか書いたものとか残ってても
なんか実感ないじゃない。
だから見に行くのがなんか怖くて見に行ったこと無いんだ。
夢にも前の家がよく出て来る。
地元じゃなくても、中高がすごい出て来る。
映画とは関係ないけどね。

でも、時間ってなんか不思議だよね。
たまにおばあちゃんになってから今を振り返ったらどうだろうって
想像してみるんだけど
なんか不思議な気持ちになるよ。
きっと今のことも幻みたいな気がするんだろうなぁって。
今日のことだって夢と区別つかなくなっちゃうかも。


こわいね。

でも、だから大切なんだろうね。


純粋を忘れちゃだめだ。


tekkonnkinn