さっきの続きね。


あたしね、家族社会学を勉強して来て思う事があるんだ。
世の中には「可愛い奥さん」も「かっこいいキャリアウーマン」も「パートのおばちゃん」も必要なんだと思う。
今、女性の社会進出が騒がれてて
足りないとはいえ、徐々に制度が変わり、徐々に考えも浸透してきてると思うのね。
でも、逆にそれが根深くなっていくと今度は専業主婦を自ら選んだ子が苦しむと思うんだ。

だって、主婦って「甘え」かな?
うちのママは朝早く起きて、家族の朝ご飯とお弁当を作って
洗濯して、掃除して、モモの世話して、買い物して
夕飯作って、お風呂洗って、帰って来た家族を迎えて
最後父親が寝るまで起きてる。
大変じゃない?
この前いいともでなんかコーラスをするコーナーがあったんだけど
「働く女」ってタイトルで歌ってる人たちがいて
そこで、「いいとも見てごきげんようを見ておかし食べてだらだらしたい」みたいな歌詞だったのね。
最後に「早く結婚したい」って言ってた。
でも、あなたたちが求めてるのは主婦ではなくニートでは?
主婦は楽じゃないよ。

もしかしたら努力が目に見えて報われる「働く女」の方がよっぽど楽かもしれないね。
(ただ、「お茶汲み」や「コピー」に「飽きた」自分たちを「働く女」って素敵な言葉で表現して欲しくはないけどね)
(まなフェミニストじゃないから、お茶汲みやコピーしかできないのは「女」が原因だとは思ってないから)


女性の生き方には大きく分けて3つあると思うんだ。
1つは未婚既婚は別として、バリバリ働いて男性と対等に生きて行く生き方。
2つめは結婚して、家庭に入って家族を支えて行く生き方。
3つめは結婚をして一時的に家庭に入ったけど、子どもの成長を見ながらパートタイム労働として復帰する生き方。
もちろんあたしは1がいいんだけど
でも、3つともそれぞれいいところも悪いところもあるわけで
どれも一概に否定はできないと思うんだよね。

だから、スウェーデンの考え方っていうのは日本いんは絶対適さないよなーと思いました。

だってバリバリ働くキャリアウーマンが増えても、やっぱりaikoは売れるんだもん。
売れるっていうことはそこに共感を覚える女の子がまだまだたくさんいるってことで。
それは、「愛に生きる女」がたくさんいるっていうことなんじゃないかな?

あたしは女性の生き方の3つ全部の中から1つを自由に選んで
かつ、誰にも咎められない社会を作って欲しいと思う。
無理かもしれないけどね。
でも、無理なのは法律面だけであって
認識の面では十分にありえることだと思うんだ。

それにみんなどれかを選びつつ、他の2つにどこかで憧れながら生きるわけだろうから
せめて女性が女性を否定するのだけはやめたいよね。
「負け犬」なんていないさ。
自分が幸せならそれが「勝ち組」なんだからさ。


あと、最後にうちのゼミで出た話。
今って就活のとき女性の方が成績がいいんだって。
でもね、企業は長く働く男性が欲しいんだって。
勿体ないよね?
だって女性の方ができるんだよ仕事。
そんなんだから、キャリア志向の女性は「じゃあもっとできるようにならなくちゃ」ってなる。
そしたらさ、いつか男女が逆転して
「デキル女」と「落ちこぼれの男」の社会になるかもしれないねって(笑)
なったら怖いよね(笑)
だってキャリアのある女性って今はまだ少数派だし
しかも今は男性が優遇される時代なのにさ。
気をつけてね男性諸君!!女の子を甘く見てると持ってかれるよ!(笑)


とにかく、うちのゼミでよく言われるのは
「なんで女性は『結婚も仕事も両方ほしい!』って言うと欲張りのように思われるの?」ってこと。
だって男性は両方得てるじゃないか。
どっちかだけでいいよって人は男女問わずいるし、
それはそれで満足できて、幸せなら素晴らしいけど
両方ほしいと言う人は両方得てもいいんじゃない?
まなはそう思うな~

最後に、勘違いされたくないから言うと
うちのゼミの男女比は4:6です。
決して女の子オンリーゼミではありませんのであしからず。