
今日のカードは、金剛羂索(こんごうけんさく)でした。
羂索という法具の意味
「羂索(けんさく)」とは、縄・投げ縄・輪なわのことです。
インド古来の狩猟道具・武器で、獲物を捕縛するものでしたが、密教では慈悲の縄として転用されました。
その意味するところは:
衆生を引き寄せる慈悲の縄
迷い・苦しみの中にいる者を、そのまま大曼荼羅(=悟りの世界)へと引き入れる力
衆生を引き寄せる慈悲の縄
迷い・苦しみの中にいる者を、そのまま大曼荼羅(=悟りの世界)へと引き入れる力
逃げようとする者も、慈悲の縄でそっと引き留め、導く
「鉤(こう=カギ)」が衆生を鉤引くのに対し、「羂索」はそこから引き入れ、結びとめるはたらきを持ちます。
「鉤(こう=カギ)」が衆生を鉤引くのに対し、「羂索」はそこから引き入れ、結びとめるはたらきを持ちます。
四摂菩薩における位置づけ
金剛羂索菩薩は、金剛界曼荼羅の**四摂菩薩(しせつぼさつ)**の一尊です。
金剛鉤(こうく)菩薩 【鉤】 招く・引き寄せる
金剛索(羂索)菩薩 【縄】 引き入れる・結びとめる
金剛鎖菩薩 【鎖】 繋ぎとめる・離れないよう守る
金剛鈴菩薩 【鈴】 喜ばせる・歓喜の声で呼び覚ます
この四摂菩薩は、外から衆生を曼荼羅=悟りの世界へ導くプロセス全体を表しています。
引くカードが、法具続きで、悟りの世界に招かれている気がしています。
精神のことは、今まで学んできましたが、さらに奥深い世界、月のような満ち欠けのある心の世界、煩悩も含めた学びが深まっていきそうです。