※この記事は2024年9月4日のvoicy放送を記事化したものです。
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こんにちは、マナミです。
今日は「AI時代、子どもに将来の夢を聞いたらダメなの?」
というテーマでお話しします。
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🤖 AIが進出する中での子どもの夢
最近、本当に色々なところでAIという言葉を
見かけるようになりました。
インスタの投稿や広告、スクールの名前など
など・・・。
ついに我が子たちの幼稚園のお手紙の中にも
「AI」という言葉が出てきました。
9月になって新しい園だよりが来て、そこに
園長先生のコラムがあったのです。
園長先生が、ある方と会話していて、とても
考えさせられた・・・という内容。
その方はこう話していたそうです。
「AIにいろんな仕事を取られて、将来的に
今の半分ぐらいの仕事がなくなる。
だから、子どもに『大きくなったら何に
なりたい?』と聞くべきではない」。
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💭 子どもの夢の聞き方
実は私は、そもそも子どもに「大きくなったら
何になりたい?」と聞くのがあまり好きでは
ありません。
これは幼稚園の先生をしていた頃から意識して
いたことです。
「大きくなったら何になりたい?」という質問は、
職業を聞いているんですね。
電車の運転手とか、パイロットとか、ケーキ屋さん
といった「職業」を答えることになります。
私は、「大きくなったら何をしたいですか?」とか
「どんな大人になりたいですか?」と聞く方が
素敵だなと思っています。
その方が子どもの答えや考えの選択肢が広がる
からです。
お金持ちになりたい、お嫁さんになりたい、
お母さんみたいになりたい、お魚をさばきたい、
虫を取りたい・・・。
そんな答えも素敵だなぁと思うのです。
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🌈 AIと子どもの夢
AIがどうこうという話は関係なく、「職業に
とらわれずに自分の将来像を思い描くこと」は
大切だと思っています。
例えば、我が子が「大きくなったらセブン-イレブン
の店員になりたい」と言い出すかもしれません。
うちの子はコンビニでパパにお菓子を買って
もらった経験から「コンビニ」が憧れの場所に
なっていて、よく行きたがります。
でも、コンビニの店員という仕事は将来なくなる
可能性があります。
すでに「無人コンビニ」が出てきているように、
店員さんがいなくなる(必要なくなる)可能性は
十分にあります。
我が子が「コンビニの店員になりたい」と言った
としたら?
これは子どもの夢や願望をどう捉えるかという
大人側の問題だと思います。
うちの娘はコンビニでパパにドーナツを買って
もらったことがあるので、それで「なりたい」と
言い出す可能性は十分にあります。
もし「ドーナツが食べたいからコンビニの人に
なりたい」だとしたら。
「じゃぁ、ドーナツを作る人もいいよね」
「新しいドーナツを考える人も素敵だね」
「ドーナツを届ける人になってもいいね」
「ドーナツのおいしさを伝える人になっても
いいよね」
おしゃべりしながら、様々な可能性を一緒に
考えたいなぁと思うのです。
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👨👩👧👦 子どもの夢を広げる大人の役割
ドーナツ一つが手元に届くまでには、制作、広報、
物流、販売、マーケティングなど、多くの工程と
人が関わっています。
難しく考える必要はありませんが、このような会話を
通じて子どもの視野を広げることもできると思います。
「AIに仕事がとられる」と思っている人も多い
かもしれませんが、AIがあることで人間の力だけでは
不可能なことができたり、夢が広がったり、選択肢が
増えたりもする。
子どもたちにはそういうことを伝えていく方が
楽しいと思うのです。
そのためには、私たち大人も常に挑戦し、学び続ける
必要がある!と思います。
今日は「AI時代、子どもに将来の夢を聞いたらダメ
なの?」というテーマでお話しました。
これからもAIや子育てに関する話題をお届けして
いきたいと思います。
今日も1日頑張っていきましょう。
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●本記事は音声配信を記事化したものです。
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