昼過ぎに２回目の散歩に行きました。

土の広場で子供達がシャボン玉を飛ばしていて、まなは目の前のシャボン玉を追いかけるのに夢中でした。

ふわふわと飛んでくるシャボン玉が気になって仕方がなかったようです。

程なくして、グレーの帽子のおじさんがトイレの掃除を終えて出てくるのが見えました。

おじさんは、今から坂の上のトイレの掃除に行くと言っていましたが、夏は移動だけでも汗だくだったそうです。

お疲れ様ですと声をかけると有り難うと返ってきました。

おじさんが広場を横切り、階段を上るのを見届け、坂を上りました。

まなの足取りは今日も軽やかでした。

休憩所に行くと優しいおばさんが売店から出てきました。

「こんにちは。

まなちゃん、散歩に来たんやね」と、まなの首周りを撫でてくれましたが、まなは気持ちが良さそうに、おばさんにもたれかかっていました。

おばさんが売店で接客中だと会えず、何度か通り過ぎたこともあります。

おばさんも、まなが傍に来たと声が弾んでいました。

まなが大好きなおじさんにも一瞬だけ会いました。

おじさんは近くのトイレ掃除をしていましたが、まなは恋する乙女と化し、離れた所から見つめっぱなしでした。

おじさんが掃除を終えて事務所に戻る時、お疲れ様ですと声をかけると少し表情が和らいでいました。

程なくして、涼しげな目元のおじさんが事務所から出てきました。

おじさんは礼拝室に案内に行くところで「こんにちは、まなちゃん」と声をかけてくれました。

お参りに行く人も「可愛い柴ちゃん」と優しく声をかけてくれたね。

おじさん達を見送り、木陰で寛いでいました。

通路の端でガザニアを眺めていると例の飼い主がリードを長めにしたままでマルチーズに💩をさせていました。

💩は回収していましたが、周りに作業をする人が居らず花の近くでシッコもさせ、看板も見ていないようです。

作業をする人と話をしながら、周りに誰も居ないとマルチーズに自由に歩かせ、排泄をさせているのを何度も目にしました。

私が居るのを見て嫌な奴がいると思ってか、飼い主はマルチーズをサッと抱き上げて、足早に通り過ぎました。

まなは今日も関心がなさそうでした。

礼拝室から少し離れた所で、まなが出待ち柴と化しました。

おじさんが暫く経って出てきて、まなの傍に来て耳の後ろを撫でてくれましたが、まなは同行する気満々でした。

おじさんも嬉しそうだったね。

「今日は、これで案内が終わりです。

案内は終わっても、後の事務手続きも多いけどね〜」と言っていました。

おじさんが事務所に戻るのを途中まで見届け、家に帰りました。

散歩では嫌な思いもしたものの、今日も優しい人達に会えて良かったね。

見守り中に