今日は雨が降ったり止んだりの天気ですが、雨が止んだ頃に２回目の散歩に行きました。

昨夜はジムでステップ台の昇降と軽い筋トレを組み合わせたクラスに参加して、ステップ台で足を踏み外し今朝は大事をとり家の周りでの散歩でした。

咄嗟に受け身？をとったからか、ケガもせずホッとしました。

でも、３年前に左足首を骨折した為、無茶しないようにしています。

坂を上り、木陰に向かいました。

礼拝室からゴトゴト物音が聞こえてきましたが、まなが大好きなおじさんが礼拝室の天井を拭いたり、ゴミを片付けたりしていました。

おじさんは礼拝室内を清掃中でした。

まなは恋する乙女と化し、おじさんを見守っていました。

お参りに来た人が居て一旦、中断し、おじさんが待機している時に「お疲れ様です」と声をかけると、おじさんの表情が少し和らいでいました。

その後、慰霊碑に向かいました。

今日はモモの命日です。

１１年前の今日、モモは肝臓癌で入院中に息を引き取りました。

肝臓が悪くなると黄疸が出て、腹水が溜まる症状が現れるとばかり思っていましたが、モモの場合は黄疸も出ず、腹水も溜まりませんでした。

食欲がなくなり、痙攣が起きていて、気づいた時には手術も出来ず、モモが苦しむ様子を見て安楽死も頭をよぎりました。

今でも安楽死させた方が良かったのではと思う事があります。

飼い主が愛犬の死を決めるなんてとか自分が耐えられず安楽死を選ぶなんてとか、安楽死をさせた人を非難する人もいますが、何が正解か答えが明確でなく難しいです。

少し経って、柴犬が好きなおじさんが慰霊碑の近くでブロワーで落葉を吹き飛ばし、一箇所にまとめてゴミ袋に入れるのを目にしました。

まなは、おじさんが落葉の回収作業をするのを物陰から見つめていました。

おじさんは手慣れているね。

おじさんが別の場所で回収作業に行った後に「ワンッ」と大声を出し、まなが一瞬、後退りしましたが、ひとまず回収作業が終わると、まなの傍に来て耳の後ろを撫でてくれました。

私「こんにちは」

「こんにちは。

この辺に落葉がいっぱいあるやろ？」

私「桜の葉ですね。

今年は色づきが遅いし、葉が落ちるのも遅いかと思っていたんですけど」

「いや、いっぱいあるで」

おじさんは１０月中旬でも、長袖での作業は暑いでと苦笑いでした。

昨年より今年の夏の方が暑く、熱中症に罹りませんでしたか？と尋ねると、「真夏で３日程、暑いのに耐えられんと思ったことはあったで。

でも、熱中症には罹らんかったで」と返ってきました。

おじさんは、麦茶を飲んだり梅干しを食べたりして対処したそうです。

私も嫌々ながら口にしましたが、なぜ熱中症に罹ったか分かりません。

おじさんが「来週から気温が下がるらしいで。

ワンちゃんも散歩しやすいやろな〜」と話していると、市の職員がやって来ました。

市の職員も「まなちゃん、散歩やね」と声をかけながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。

２人とも表情が和らいでいたね。

まなは帰る気無しでしたが、おじさんが「さ、帰るで」と帰るフリをすると漸く歩き出しました。

今日も優しい人に会えて良かったね。

月日が経っても