水曜日に電話をもらってから、、


いろんな気持ちがでてきた。


特に、喧嘩をしたことについて話したワケでもなく、

もちろん、謝ってくれたわけでもない。


ちょっとした違和感はあるけれど、それにはお互いに触れず、ただ、病気のことを話した。




ワタシは、何に怒っていたんだろ・・??


なにを、期待していたんだろ・・??


そんなことを考えていた。




実は、電話をくれた時、最後に、私名義の保険、郵便局でむかしからかけてくれてたのがあったらしく、

パパが数年前ビジネスで失敗した時、実家の家計が厳しかった時、弟のは解約したけど、おまえのは残しておいたんだよ、

なんて言われて。

(ちなみに、弟は実家ぐらし)



今それ言う・・??ズルいな~~!!!!って感じたけど、


4年近く、口も聞いてないのに、それでも、ずっと、毎月、かけ続けてくれたことを知って、


愛されてなかったわけじゃなかったんだ、、って感じた。



心配、やっぱりしてるんだよな、って気づいたから、



手術日が早まるのを悩んでいた時、電話をかけてみた。


「早くなるなって良かった!!早ければ早いほどいい」、みたいな返事。


え、、、私は心の準備ができてないって言ってるんだけど、、、

聞いてないし・・・



初診のあとからは話してなかったので、もう一度うけた内視鏡検査の日のことを聞かれた。


朝から行ったのに、全然便のOKがでなくて、夕方までかかったこと、

ダンナは出張中だったから一人でいって、帰りはふらふらしながら、なんとか帰ったこと、

迎えに来てもらって、送ってほしいって思ってたこと、を伝えた。



「電話すればよかったのに、、、、」とママ。



そっか・・・・ やっぱり、電話すればよかったのか・・・


だって、来たことない場所だし、ママの車にはナビついてないし、、、

知らないところへ行くの、嫌がるじゃん・・・



前にディズニーランドへ行った時だって、私は東京の自宅から千葉の実家まで迎えに行き、


帰りも、千葉の実家へ送ってから、東京の自宅へ戻ってきた。


ふたりとも、車に乗れるんだから、待ち合わせは舞浜でも良いのにさ、、、、


そうやって、甘やかしてきちゃったのは、私・・??!だったの?!!

ガーーーン


あの時は、どうしてそうなったのか、覚えてないけど、、、、



良かれと思って、だとしたら、それは、もうやめよう。


良かれと思って、、、、は、

お返し/見返り を求めちゃう気がするから、

もうやめようって、少し前から決めていた。


急に迎えに来て、って行ったら、わからないからイヤだ、って言われると思って

傷つきたくなかったから、迎えに来て、って言えなかったのかぁ。。。。

甘えたら、良かったんだ・・・・・


勝手に、諦めてたんだなぁ、、、、



手術日の確認を何度もされて、その日は行くからさ、っていうから、

「入院の日が荷物がたくさんだろうから、来てくれると助かるんだけど」、、って伝えた。


ちょっと話がずれるけど、

ダンナにも、
「入院日はもちろん一緒にいるけど、前日はいつもどおり出張なんだけど、大丈夫?」
って聞いてきた。


全然、大丈夫じゃないし!!!!!!!!

なんで、いちばん大事なときに、一緒にいてくれないの・・・・・


そんなんなら、離婚するー!!!!!って、思わず口から出た。


ワタシにとっては、入院の日や手術前日、何が起きるかわからない不安が襲ってくる時のほうが、
私はいちばん不安なのに。。。。。。。

そんな時に、一緒にいてくれないんなら、ダンナなんていらない!!!!!


当日は、なんだかんだ忙しくて、いろんなことをしたり、

いろんな人が来たりして、ベルトコンベアーのように進むと思う。

(内視鏡の日もそうだった。帰りはふらふらになるから、一緒にいてくれると安心するけど、、)

手術の最中は、本人は麻酔だし、わからないんだと思う。


でも、前日は、一緒にいて欲しかった。


いてほしい、って言ってるのに、”でも、この仕事、自分じゃないとダメだから、”って言われた。


ワタシは思わず、「死んじゃうかもしれないのに??」と口走った・・・・


でも、ココロの奥底のどこかで不安だもん。


大丈夫って思いたいけど、ちゃんと不安を感じて、でも、ちゃんと向き合うって決めないと、かる~~く大丈夫、なんて思えない!!!!!


泣いて、訴えた。


ママに電話をかけたのは、この日の夜。。。

「○○君(ダンナのこと)は一緒にいてくれるんでしょ?」と聞かれたので、

「当日はいるけど、前日は仕事で出張かも、、、って言うから、そんなら離婚だー!って言った」って伝えた。


ママは、ちょっと、苦笑いしながら、

「そんなこと言ったって、仕事なんだからしょうがないじゃない!」と。


「しょうがなくなんて、ない!!一大事なのに、、、、そんな時に一緒にいてくれないなんて、、ママもダーリンも一緒だね、私が必要なときに、そばに居てくれないんだ」

って思わず口からでた。


こんな ワガママ いや、とっても大事な本音!!!!!

を言ったのは、何年ぶりだろう・・



病気になってから、ダンナには、事あるごとに、伝えてきた。


どうして、そう思ったのか、

なんで、そう思うのか、

なにを、わかってほしいのか、



ダンナは、事なかれ主義的なところがあって、心配してくれているのが、あんまり伝わってこなかった。


病気がわかってからは、心配じゃないの?とか、なんでそうなの?と、ちゃんと伝えるようにしてきた。


だって、ちゃんとわかってほしいもん。



だけど、ママには、どうせわかってくれないし、とか、

言うだけ無駄だし、って思ってた。



でも、無駄だ、って思っているのは、

ひょっとして、私かも・・??


わかってもらえない、って拗ねるのは、言ってからにしよう、って思った。



わかってもらえても、たとえ、わかってもらえなくても、

ワタシがどう思ったか、

イヤだと思ったとか、

ないがしろにされた気がするとか、

愛情が感じられないと感じた、とか、

それを伝えることのほうが、大事だ、って、


やっと、


やっと、


気がついた



「ママのせいで病気になったんだからね」ってつい、口から出た。。。

「ふん、そんなわけない」って返ってきたけど、
電話をきられることもなく、怒鳴られたり、怒られたりはしなかった。


ちょっと、スッキリした!!!!


そんなこと、言ってはいけない!!と思ってたけど、毒を吐くのは、大事なこと。



ママは毒を吐きまくる人なんだもん。


ワタシの毒くらい、平気にきまってた。


溜めすぎて、爆発しちゃったから、怒ったのかも・・?


数年前の喧嘩が、蘇った。



言っちゃいけない、と決めてきたのは、ワタシだった。

だって、いい子でいなくちゃ、って思って生きてきたから。


ヒーリングの勉強とかして、

いい言葉、いい思考、いいエネルギーでいたい、と思って生きてきたけど、

いったん感じちゃったネガティブなモノは、いくら考えなようにしてても、

蓋をしてたつもりでも、

ちゃんと残っちゃうんだな、、、、、


溜まっちゃってたんだな・・・・・・・


ワタシのがんは、大腸のS状結腸。

ここは、便を貯める、最終地点。

”貯める”、場所、だった。



やっぱり、我慢、、、が貯まってた。




もっと、ステキなママでいて欲しかった、

もっと、理想的なママでいて欲しかった、


ワタシの勝手な願望だけど、それを伝えても、よかったのかも?って今なら思える。



あんなにワガママで、ヒドイことをいう人だけど、

本当は優しいってことを、わかってくれている人もいる。



完璧、じゃ、なくて、良い??、って、


ママが、示していたのかな・・??



え・・? マジでーーー!!!!!!

ちょっと、ありえない展開だけど、、、、



しっかりしなさい、

人に迷惑をかけないように、

付き合う人を選びなさい、

頑張りなさい、

って教わって、


それが、物事を決める価値観であり、ワタシの法律になってたけど、


(具合がわるいと訴えて、熱があったのに、小学校へ行かされ、朝礼中ふらふらしているので先生が気づいて、熱を測ったら38度!すぐに家に帰らされたこともあるんです。。)


学校は、行くところ、

我慢は、するところ、


って、インプット、されちゃってたのかも。


そうやって、一つ一つの出来事と対処方法が、セットに成って、いまのワタシにも影響を与えている。


でも、もうワタシは大きくなった。

おとなになった。

(だって、もうすぐ40歳・・・だもの)



その考え方/法律、ホント??って、疑ってみよう。


もうその法律、いらないかも!?って、今の自分で、ちゃんと、判断しよう。



潜在意識に埋め込まれていて、反応しちゃってるだけ。


小さい頃は、それがないと、判断ができなかったのかも・・だけど、


もう、大丈夫。 不要なこと、もう、わかるはず!!!!




拗ねてたワタシ、強がってたワタシ、


かわいそうを演じちゃってたのかな、、、、



もう、そんなのやめよう。



わかってもらいたくて、我慢しすぎちゃって、それが原因で病気になった?!、なんて、

ワタシが、かわいそうすぎる。。。。


ワタシのカラダは、ワタシが守ってあげるんだ!!!

って、誓った



イヤだな~と思うことを、言う人がいる。

イヤだな~と思うことを、する人がいる。


でも、それは、受け取り手の感じ方の問題でもあって、


実は、みんなが同じようにイヤだと思うかっていうと、そうでもないんだな、、、、


ってことは、

ワタシは、

何を思ってもいいし、

何を言ってもいいし


それが、傷つけたいから、って発することなんて、きっとない、イヤ、絶対ないにちがいないから。。。