手術1
まず、
父の事を心配してくださった方々!!
本当に有難うございました!!
結果から報告しますと、無事に手術は成功しました
恐れていた脳への障害なども無く、手足も動き、意識もはっきりしております
命があって本当に良かったです
でも大変な手術でした・・・
とっても長い長い手術・・・
手術時間は、
10時間!!
予定では8時間くらいだったのに、結局は10時間の大手術でした
内容はこんな感じ
大動脈瘤人工血管置換術
狭心症冠動脈バイパス術
今までは母さんの話を電話で聞いていただけだったのですが、こうして先生の説明を聞くと、ちょっとちょっとーーーっ母さんの話と違うじゃん
っていう事がてんこもり
まずは瘤の大きさ。
正しい大きさは、なんと6cmだったのだ
(母さんの話だと5cmだったはずなのに)
それに、
場所も弓部を過ぎた辺りだっていっていたはずなのに、
用紙には胸部上行・弓部って書いてあるんですが
ここってば難しいところだってネットにあったじゃん・・・
それに、
この前のカテーテルで問題解決って思っていたのに、よくよく聞いていると、結局手術の時に一緒にやら無いとダメって事だったんです
一度胸を開いて、また別の時に再度胸を開くというのも大変なので、今回一緒にやりましょうって事なのだ。
ただ、
もう一箇所冠動脈が狭くなりかけているところがあるという事なんだけど、
それは末端の方だし、今のところどうなるってものでもないし、
一番は、
そこまでやっていると、時間も長くなり、患者さんの体の負担も大きくなり、リスクばかり高くなってしまうので、今回はやめましょう・・・って事になったんです。
なので、上記の2箇所を手術しました。
4月10日、朝9時20分に手術室へ入っていき、終わったのは夜19時20分。
予定よりも手術が長引いた原因を聞くと、
『とにかく出血が多くて大変だったのと、瘤の位置が難しいところだったので、その点で手こずり、手術時間が長引きました。』
と説明されました。
引き続き、
『脳への障害の有無は、意識が戻ってからじゃないと判断できません。
手術自体は成功しましたが、もし脳にゴミ(血栓)が飛んでいた場合、
麻酔が切れる時間なのに目が覚めないだとか、半身不随だとか、脳に障害が出たという事になります。
それも、麻酔が切れる3~4時間後にしか分からない事です。
明日の面会時には分かると思います。』
と説明された。
みんな
麻酔が切れて、話せないにしろ目が開いた状態の父さんに逢えると思っていたので、がっかり・・・
命があったという事が一番なのだが、欲が出てきて、脳に障害が残りませんようにってみんなが思っていました。
この状態なので、いつまで居ても仕方が無いので、とりあえずみんな父さんの顔だけ見てこの日は帰った。
この日の夜は、長かった・・・
深夜
ふと目を覚ますと母が泣いていた。
声をかけると、
『今頃麻酔が切れて痛がってるだろうか・・・』
『脳に障害が残ったらどうしよう・・・』
そういって泣いていた。
続く。