父の事・・・
今日、実家から先日の検査結果の報告がきました。
今回の造影剤検査で、新たに発見されたものがある。
それは、心臓の血管にも狭くなっているところが2箇所あるという事。
そのため、入院予定日は数日早まり、事前に心臓のカテーテル治療が行なわれるという事。
カテーテル治療が成功すれば、10日は大動脈瘤の手術のみになるのだが、カテーテル治療が上手くいかなかった場合は、10日の手術時に一緒に切られるそうだ。
手術は、
一度心臓を止めて、人工心肺に切り替えての手術になるそうです。
術中の死亡確率は5パーセント・・・
父は、
『心臓止めて手術するらしいわ・・・
5パーセントの中に入ったらもう終わりだで、最後かもしれんで、当日は兄弟全員が来てくれるらしいわ(苦笑)』
というので、
『大丈夫だって手術中心臓止められとる時はお花畑が見えるかもしれんけど、ちゃんと戻って来れるって
』
と言うと、
『そうか?
戻ってこれるかな(苦笑)』
と笑った。
心臓を止めての手術と聞くと不安になるんだよね、きっと。
でも、もう先生に託すしかないもんね。
父は、
『でもよ、おちおち死んどれんのだわ。
母さんが心配だで、母さんを残して先には逝けんのだわ(笑)』
と言って笑う。
夫婦愛だね。
父さんらしい言葉だ。
これは本心だと思う。
アタシでもない、お兄ちゃんでもない、孫でもない、最後はやっぱり夫婦なんだと思う。
最後はやっぱり母さんなんだ。
母さんの為にも、この大手術を乗り越えて、もっともっと長生きして欲しい。
父さんが死ぬのも辛い。
母さんの悲しむ顔を見るのも辛い。
だから、父さんには頑張ってもらわなければ
こんな所でくたばるような父ではないとアタシは信じてる