オリエンテーション1日目は、植物園の観察。そして夜はレクリレーション。
「ねぇ、冬季どこ行く?」と秋穂は尋ねた。
「は?・・・・・・。どこでもいいよ。お前の行きたいところに行けば?」
「・・・・・じゃあ、温室行きたい。」秋穂の声は呟くような小さな声だった。
「・・・・・・・・兄貴と夏芽が温室に行かないからだろ?」
秋穂は絶句した。確かにその通りだ。夏芽春斗の好きな花はだいたい春から夏にかけての花である。
そのため2人が温室に行く理由はない。
「・・・んじゃ、行くか」と冬季が言った。
あまり考えていなかった秋穂は流されるように「うん。」と返事をした。
「・・・・・・て、えーーーーーーーーーー!!」と秋穂は声をあげた。
「いいの?わたし適当に言ったんだよ?」
「秋穂の好きな花は温室の中だろ?それに俺の好きな花もその中だ」
冬季は秋穂の言葉をさらっと流しながら歩いていった。
秋穂はオドオドしながらそんな冬季についっていった。
「すごーい!!ハイビスカスにラン、それにクリスマスローズまであるーー!!」
秋穂は声をあげて騒いでいた。
「お前見かけによらず花が好きだよなー・・・」冬季は少し呆れながら言った。
「いいじゃない。別に・・・・。でも」秋穂は一度言葉を切ったが続けた。
「私の好きになる花はいつも秋の花じゃない。例え好きになっても私には合わないようなかわいらしい花。そう考えると私に合うのはススキかな?」
「なんで?」冬季は今回は本当にわからないようで首を傾げた。
「う~ん・・・。名前が秋の穂でしょ?私」と真剣に言ったら冬季が拭きだした。
私今、変なこと言った?
「あ~おもしろ。別に自分の名前とかで考えなくてもいいじゃん。何の花が好きなんだ?秋穂は」と冬季尋ねたら秋穂は下を向いて顔を真っ赤にした。
「・・・コスモス」と秋穂は小さい声で呟いた。
「コスモスか・・・・いいんじゃない?俺も好きだよ」と冬季は微笑んだ。
秋穂はその時ちょっと不思議な感じになった。
夜のレクリエーションはとてもおもしろくて気がつけば終わっていた。就寝時間になって秋穂は布団の中でずっと考えていた。
どうしてあの時、冬季がかっこよくみえたんだろう・・・・・・
「ねぇ、冬季どこ行く?」と秋穂は尋ねた。
「は?・・・・・・。どこでもいいよ。お前の行きたいところに行けば?」
「・・・・・じゃあ、温室行きたい。」秋穂の声は呟くような小さな声だった。
「・・・・・・・・兄貴と夏芽が温室に行かないからだろ?」
秋穂は絶句した。確かにその通りだ。夏芽春斗の好きな花はだいたい春から夏にかけての花である。
そのため2人が温室に行く理由はない。
「・・・んじゃ、行くか」と冬季が言った。
あまり考えていなかった秋穂は流されるように「うん。」と返事をした。
「・・・・・・て、えーーーーーーーーーー!!」と秋穂は声をあげた。
「いいの?わたし適当に言ったんだよ?」
「秋穂の好きな花は温室の中だろ?それに俺の好きな花もその中だ」
冬季は秋穂の言葉をさらっと流しながら歩いていった。
秋穂はオドオドしながらそんな冬季についっていった。
「すごーい!!ハイビスカスにラン、それにクリスマスローズまであるーー!!」
秋穂は声をあげて騒いでいた。
「お前見かけによらず花が好きだよなー・・・」冬季は少し呆れながら言った。
「いいじゃない。別に・・・・。でも」秋穂は一度言葉を切ったが続けた。
「私の好きになる花はいつも秋の花じゃない。例え好きになっても私には合わないようなかわいらしい花。そう考えると私に合うのはススキかな?」
「なんで?」冬季は今回は本当にわからないようで首を傾げた。
「う~ん・・・。名前が秋の穂でしょ?私」と真剣に言ったら冬季が拭きだした。
私今、変なこと言った?
「あ~おもしろ。別に自分の名前とかで考えなくてもいいじゃん。何の花が好きなんだ?秋穂は」と冬季尋ねたら秋穂は下を向いて顔を真っ赤にした。
「・・・コスモス」と秋穂は小さい声で呟いた。
「コスモスか・・・・いいんじゃない?俺も好きだよ」と冬季は微笑んだ。
秋穂はその時ちょっと不思議な感じになった。
夜のレクリエーションはとてもおもしろくて気がつけば終わっていた。就寝時間になって秋穂は布団の中でずっと考えていた。
どうしてあの時、冬季がかっこよくみえたんだろう・・・・・・