『儚き島』第156話から
隠れキリシタンの島を訪れた僕は、編集者の香山波瑠子と共に1年の連載企画『大きくなり過ぎた島国』にひとつの結論を出した。
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1世紀半近く前、日本に今の3分の1程度の人口しか存在せず、近代的な交通手段も情報ネットワーク網もなかった時代。
この島に禁じられた信仰を外界との交わり少なき中に何百年も守り通した島の民が存在したのだ。
彼らに内在するのは、逆境を恐れずに自らの信じるところを貫き通した「生きる活力」以外のなにものでもない。
また、弾圧の側に立った人々も同様だったのではないか。
拷問そのものを許すことは決してできないが、時の権力に命じられて最果ての地に異教徒を追い続けた者たちもまた、自らの信じる国家や信仰と残虐行為の板ばさみに苦しみながら悲しい宿命の中に「生きる活力」を持ち懸命に日々を重ねていたに違いないのだ。
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ひとつのテーマに基く6回の旅を終えた。
いつかまた再訪してみたい島ばかりだったので未読の読者諸氏は是非各回の連載にアクセスしてほしい。
http://www.trans-isle.com
隠れキリシタンの島を訪れた僕は、編集者の香山波瑠子と共に1年の連載企画『大きくなり過ぎた島国』にひとつの結論を出した。
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1世紀半近く前、日本に今の3分の1程度の人口しか存在せず、近代的な交通手段も情報ネットワーク網もなかった時代。
この島に禁じられた信仰を外界との交わり少なき中に何百年も守り通した島の民が存在したのだ。
彼らに内在するのは、逆境を恐れずに自らの信じるところを貫き通した「生きる活力」以外のなにものでもない。
また、弾圧の側に立った人々も同様だったのではないか。
拷問そのものを許すことは決してできないが、時の権力に命じられて最果ての地に異教徒を追い続けた者たちもまた、自らの信じる国家や信仰と残虐行為の板ばさみに苦しみながら悲しい宿命の中に「生きる活力」を持ち懸命に日々を重ねていたに違いないのだ。
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ひとつのテーマに基く6回の旅を終えた。
いつかまた再訪してみたい島ばかりだったので未読の読者諸氏は是非各回の連載にアクセスしてほしい。
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