Hallo


更新がかなり久々になってしまいました…




書くことがたまっているのでまたコツコツ更新します



まずは金曜日にあった門下生コンサートについて
今日は書きます


今回のブログは会話が主体ですが、
私の頭の中で変換されているドイツ語は大阪弁なので、
全てのドイツ語が大阪弁に訳されています。




ヴュルツブルク音大では
ゼメスターごとに一回、
門下生ごとのコンサートがあります


私の日本の音大では一年に一回でした



本来ならこの門下コンサートも、
今回で私の出演回数が4回目になるはずですが、
残念なことに今回が2回目




一回目、留学してすぐあったコンサートは、
日本でコンサートがあったため参加できず、
2回目の一年前が一回目の門下コンサートの参加、
前回はドイツのバイロイトであった演奏会のため参加できず、
そしてようやく金曜日



というわけで実質日本の音大と変わらない回数



凄く勿体なかったです。


マイスタークラッセでの数年間は全部参加できたら良いですね






そんなわけでしたが、
入学試験やその他もろもろがありすぎて、
何を弾くか全く決めてなくて、


そもそも自分のことで忙しい先生は、
コンサートの日を決めても
言い忘れているので、
門下生どうしで


「なぁーあ、クラッセン(門下生コンサートのこと)いつあるか知ってる?

「え、知らん…。


みたいなやり取りを必ずしないといけないんです




またある時は、
先生が決めた日にちに先生の用事が重なっているのに
間違ってその日にコンサートを入れて、
その日を私達生徒に

「今回のクラッセンは○○日やからな!
何弾くか決めろよ

と言って、
自分の予定と重なっていることに気付いて、
急遽日にちを変更したことを、
1部の生徒にしか伝えず、

ある日の門下生どうしの会話で、



(私)「あ、そういやクラッセンってさー」


(門下生A)「20日やんね!
(門下生B)「え、25日やろ?

(一同)「はっ?!?!?!



みたいなことも


そして今回もみんなで、


いつやろー、

うーん、わからん、そもそもあるんかな?


あー、先生催促しやなー


みたいなやり取りをしてたら
入学試験直前に、

「あー、まなみ、聞くの忘れてた!
クラッセンなにひくー?」

と聞かれて、

(私)「え、先生、いつ?!?!」

(先生)「あれ?言ってない?17やけど」

(私)「えーーーーー、あと三週間後じゃん!!!!!でももぅ入学試験の曲疲れたから変える!これ弾く!」

と言ってまだ先生に見せたことない曲を


(先生)「へーー!弾けるねんな!わかったもうそれでプログラムだすからなー


とあっさり決まったはいいが、私もできるかできないかもわからないのに、つい自分を試したくなったりしてこういうことを言ってしまう。

結果自分の首をしめる



というわけで三週間で仕上げた
リストのBACHの主題による、幻想曲とフーガ



二年前一応弾いたんですが、
先生に一度見せて
当時まだ先生に言われたことを
テクニック的にも内容的にもあまり理解できず、


あーーー、あかん、いや


ってなって弾いてなかったのですが、
やはりモノにしたいと思って
二年ぶりに開封




発表会までのレッスン回数、2回


しかもそのうち一回は前日の夜20時から

さすがに直前なので、
いつもうるさい先生もお手柔らかにしてくれるかと思いきや、
20箇所以上あれやこれやと言われ、
途中で自分でもやばいと思ったのか、

「待って、おれ言い過ぎ?!」

と私に聞いてくる始末。泣きたかったです






コンサートの一週間前から
門下生どうしで弾き合い会をやって、
当日



コンサートは夜18時からで、
朝の9:30からリハーサル。
はやすぎ



今回のプログラムはこちら

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すみません、とっても見にくいですね


ざっとあげると、

ラフマニノフのバリエーション

ブラームスのパガニーニのバリエーション

プロコフィエフのトッカータ

リストの編曲シリーズ

私のリストのbach

シューマンのカーニバル

などなど



どんだけガツガツしたクラスなんだろう


そして私は最後から2番目、休憩後すぐ




コンサートで弾くのは初めてだし、練習不足だったけど、
思いきって弾けたし、だめな箇所もあったけどそれはこれから絶対に良くしていこう!
って思えました



終わったあとはみんなで打ち上げにいって、
先生も途中参加して、(最初に帰るw)
盛り上がりました




最後はみんな酔っ払って、
門下の偉大な卒業生(ウィーンのベートーヴェン国際コンクールの覇者)
に対して、やってはいけないピアノの初期教育法を開始


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「1ユーロが落ちないように、音階を弾いてください」

「指を変えるときにいま1ユーロがずれましたね、もう一度」

「指を鍵盤から離さないで、それと音と音の間に穴があかないように」

一同大爆笑でした


日本でもありますよね、100円玉を手の上に置いて練習させるとか






そんなこんなで、とてつもなく自我の強い子が集まる私達の門下ですが、

なんとか仲良く?やっていると思います




半年後は何を弾こうかな




ではまた更新します