瞑想をする時の姿勢で、手の手印(ムドラ)はどんな風にしていますか?、
わたし自身も勉強中なので、備忘録として、ブログにまとめておこうと思います。
今日はその第一弾
そもそも手印(ムドラ)とはなんですか?から、いってみましょう。
手印(ムドラ)とは
ムドラは古代サンスクリット語で、"ジェスチャー"、"印"、"マーク "を意味します。
私たちはムドラをヨガや瞑想の中で使うことで、微妙な身体の中にある特定のエネルギーフィールドに対して、より大きな意識をもたらし、育むことができます。ムドラはさらに瞑想を助け、7つの主要なチャクラを開くのに役立ちます。
手のムドラは5本の指の要素の性質に関連していて、各指は以下に関連している
親指 :火
人差し指 :空気
中指 :エーテルまたは宇宙
薬指: 大地、地球
小指 :水
特定のムドラの効果に応じて、さまざまなムドラを瞑想に取り入れることができます。
要するに、さまざまなムドラをすることで、集中力を高めるのに適しているものもあれば、活力やエネルギーを高めて、体が温まったりする効果もあります。ということですね。
ムドラは沢山の種類がある中で、今日は3つ書いていこうと思います。
1.ギャンムドラ(Gyan mudra)
日本でも坐禅や武道などにも取り入れられていることも多く、日本では馴染みある代表的な形ともいえる手印です。
このギャンムドラには知恵、理解、知識のジェスチャーともいわれており、集中力を維持し、瞑想中の意識を方向つけるのに最適なムドラです。瞑想初心者の方には、集中力を高めるためにこのムドラを使うと良いかと思います。
また、グラウンディングと第1チャクラとの関連も高いため、精神的、肉体的な健康のサポートにも最適なムドラとされています。
やり方
親指と人差し指の指先を触れさせ、他の3本の指は伸ばしたままにして円を作る。
ギャンムドラーをした両手を膝の上に置き、手のひらを上に向ける。
2.プリブティムドラ(Prithvi mudra)
プリブティムドラは大地のエレメントに関連し、親指が表す”火”の要素のエネルギー 、薬指はエネルギーの”地球”の要素を表します。
親指と薬指を組み合わせることで、グラウンディングと安定をもたらし、体内の癒しと精神のバランスを促進してくれます。
また、「プリヴィ」とはサンスクリット語で「広大なもの」を意味し、アーユルヴェーダでは大地の要素を表す言葉でもあり、別名「アース・ムドラー」とも呼ばれるている。
瞑想中に大きなエネルギーに包まれたいとき、または軸がズレやすいときなどに使うのもよいかもしれませんね。
やり方
薬指を親指に軽く触れさせ、他の3本の指を外側に伸ばします。
プリブティムドラをした両手を膝の上に置き、手のひらを上に向ける。
3.ヴァルンムドラ(Varun mudra)
水のエレメントに見立てたこのムドラは、体内にある水分のバランスをよくしてくれます。
私たち人間には多くの水分が体内にあるので、この水分バランスをとるエネルギーが働くことでヒーリング効果も期待できる。
また、第2チャクラにエネルギーを働きかけるので、生命エネルギーの向上や、創造性、欲望などアクティブにエネルギーを動かしたい時に使うと効果があるかもしれません。
女性の方は、月経によるホルモンバランスが崩れる際にも、取り入れてみるよよいかもしれません。
やり方
親指と小指を軽く合わせる。指は伸ばしたままリラックスさせる。
ヴァルンムドラをした両手を膝の上に置き、手のひらを上に向ける。
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まだまだ沢山のムドラがあります。