「流れ」
久し振りにアウトプットをしてみようという気になった。
なぜだろう…一時期はアウトプットが止まらず、表現したくて自分の深いところにリンクできていたのに…
いつからかそれが出来なくなり…
止まってしまった。
あの頃と今と何が違っていたのだろうか…
私は恋愛をすると、その人一色の世界の中でどっぷりひたってしまう。
それはとても幸せな感覚だ。
だからその場にずっと止まって幸せを感じていたくなる。
安心した温かい中に…何もせずただそこにいたい…
でもその場にとどまると必ずそれを阻むことが起きてくる。
そしてまた前を向くのだ。
今回もそうだ。
彼に出会い、歩みを止めてしまった。
そうするとやはり阻まれて否応なしに前を向いて歩かされるのだ。
今回は退路も断たれてしまった。
もう、とどまる事も戻る事もできない。
そうでもしないと動かないことを「私」は知っているから。
もう腹をくくって一歩前に進むしかないのだ。
真っ暗闇の中を進むのはとても怖い。
一歩進めばそこは崖かもしれない…
怖い…だから暗闇の中でじっと身を潜めて耐える。
いつまで耐えられる?こんな苦しいところに…いつまでとどまる?
一歩先に道はあるかもしれない。
それは歩いてみないとわからない。
そして、勇気を出してちいさなちいさな一歩を踏み出してみる。
やはりそこには道があったのだ。
だからもう、進むしかない。
次の道に進みなさい。
時間は無限ではない。
だから今を大切に生きなさいと何度も何度も繰り返されるメッセージ。
あらがっても逆らえない流れ。
歩みを止めてその流れに耐えるか、
その流れに乗るのか…
止めたところで流れは強くなるだけだろう。
それでも…やっぱりまだ怖いから踏ん張れるところまで踏ん張る。
往生際が悪いのもまた私だから。