心理セラピストのなりきよまなみです。
前回の続きです。
前回のお話はこちら。
いい子でいないと父親から嫌われる、いい子でいなければまたあの悲しみや恐れを味わうことになる。
こんなに悲しくて怖い思いをするくらいなら、こころにも蓋をしてしまおう。
そう決めたのです。
大きくなってもその思いは変わりません。
お父さんに愛されたい。ただそれだけなのです。
いわゆるお父さんがしつけと言っていたのは…
おとなしくしなさい。(騒がない)
わがままを言わない。
きちん(ちゃんと)としてなさい。
こどもがよく親に言われるようなことです。
最初はお父さんの前でいい子でいることをやっているのですが、やがて家の外にでも同じことを繰り返していきます。
学校では先生やお友達に。
会社では上司や同僚に。
いい子でいないと受け入れてもらえないと思い込んでいるからです。
いい子で毎日を過ごすことはとてもシンドイです。
誰からも気に入られたいからわがままを言えません。
誰からも気に入られたいから、甘えることや助けてと言うことができません。(人に迷惑をかけることと思っているから)
誰からも気に入られたいから、人にどう思われるかがとても気になります。ゆえに、自分では思ってもいないことでも人に合わせて言ってしまいます。感情も表には出せません。
誰にでも気に入られたいから人が不快に感じてる感情もなんとかしたくなります。
(相手を喜ばせようとしたり、相手の不快な感情までも自分のせいだと思っているから)
そうやって我慢して我慢して我慢して…
長い年月を過ごしました。
そしてある日、その我慢も限界にきたころにパニック発作という形で私に教えてくれたんです。
そろそろ、その生き方をやめよう。
変わりなさい、変わる時期にきてるよ…と。
つづく。