2月ももうすぐ終わりだけど、まだまだ季節は冬。

そんな中、15年ぶりの夏日になったと思ったら、冷たい雨雨

激しい気温差に、体調を崩さないように気を付けないとですね。

 

さて、今月は少々バタバタしておりました。

そして、今後のためにいつもの備忘録よりも詳しく記録しておこうと思います。

 

何のことかというと、それは父のこと。

2月15日が誕生日の父。

御年83歳。

 

20年近く前に視覚、視野狭窄で障碍者認定4級をもらっています。

当時何と診断されたかはもう覚えてません。

ただ、視力と言うより視野視界が悪くなり、日光の日差しにも弱くなり

父が外出することはほとんどなくなりました。

ただ悪くなったと言っても、盲目になったわけでもなく、日常生活にはさほど

問題はなかったんです。


それから10年程経ったくらいからは、行動範囲が自分の部屋とトイレだけになり、

挙句は1日の大半をベッドで過ごすようになりました。

そんな生活を続けていると、当然のことながら筋力は落ち、5、6年前に不整脈で

2度のカテーテル手術をしてからは、さらに体力低下。

足腰の衰えは著しく、歩いて10分程のかかりつけ医までも歩くことは困難に。

 

 

そして1年前…当時の記事に少しだけ書いたんだけど…

 

ママ友からのアドバイスもあり、父の誕生日の前日、介護認定について

区役所に相談というか、介護認定がどういうものか申請するなら何が必要なのか

を今後必要になるかもしれないということで、軽い気持ちで聞きに行きました。

 

そして、申請はすぐにできること、認定が下りても必要なければ使わなくても

良いことを教えてもらい、せっかく来たのだから試しに申請してみたらどうかと

役所の担当者の方に言われ、物は試しとその場で申請。

後日、認定人の方がチェックに来て、4月の初めに結果た届きました。

 

「要介護2」

 

まさか、要介護になるとは思っていませんでした。

その時は、父も世話をしている母も介護保険を使うことは考えてなかった。

 

ところが、GWを目前にした4月の半ば過ぎになって、父の様子が急変。

ベッドから起き上がることも、部屋の隣にあるトイレまで歩くことも困難に

なり、急遽ケアマネージャーさんと契約し相談。

幸いなことに、この不調はGW明けには回復し、介護認定申請時までとは

いかないものの、ベッドに補助の手すりを付け、トイレ付近にも手すりを

付けたことで、今まで同様自分で歩いていけるようになりました。

 

かかりつけの病院でデイケアサービスをしていたので、嫌がる父を半ば無理やり

初めは週1、2か月後には週2で通わせることにしました。

そのおかげもあって、起きている時間も増え少しづづ脚力もマシになってきて

日々の生活も少しづつ良くなってきていました。

 

年が明け、介護認定の更新で、要介護2から「要介護1」に変更されました。

 

そして、1月後半。

なんとなく咳が続くようになったある日。

デイケアに行っているときに、看護師さんが咳をしている父を気にかけてくれて

痰の状態があまりよくないからと、受診させてくれて、そのままCT撮影。

専門家の画像診断を待ち、後日家族が呼ばれました。

 

肺の状態が良くないから一度専門医に見てもらった方が良いとのこと。

同クリニックに月に1回外部から診察に来ている呼吸器専門医を受診し、

右肺にしこりがあること。おそらく癌であろうことを告げられ、先生が席を置く

総合病院への紹介状をもらい、改めて検査をしてもらうことに。

 

その詳細がこちら。

 

1月25日(木)デイケアで通っているクリニックでCT撮影

 

2月 1日(木)クリニック院長からCTの結果の説明

        左肺に影

        右肺肺気胸と炎症部あり

 

2月 3日(土)クリニックにて呼吸器専門医診察、紹介状もらう

 

2月 7日(水)紹介状を持って総合病院 呼吸器内科受診

        採血・採尿

        レントゲン

        CT撮影

         左肺に影

         右肺異常なし(肺気胸、炎症消える)

        肺がんの可能性あり

         腫瘍は2センチちょっと

         転移がなければステージ1(手術で除去が可能)

 

2月 9日(金)検査専門クリニックにてペットCT、頭部MRI撮影

 

2月14日(水)気管支鏡での細胞検査のため検査入院(1泊)

         入院中は車いす移動

         麻酔の抜けが悪いのか入院前より足がおぼつかない。

        

2月16日(木)心エコー検査

 

2月19日(月)デイケア

                         血圧が上90まで下がる

                         トイレまで行くのが困難にねる

                         昼食後血圧も100まで回復

 

2月21日(水)気になっていた運動能力が少し回復(検査時の麻酔のせい?)

 

2月22日(木)再診

                        検査結果からの確定診断  右上葉肺癌

                        気管支鏡での細胞検査はうまく細胞が取れず失敗

                        ペットCTの検査の結果転移あり

                              縦隔リンパ節と胸郭浸潤

                         ステージ3A

 

予後は1〜3年

 

 

医師見解

ステージ2までは手術も視野に入るが、今回は微妙な進行な上、転移の場所、

本人の体力を考えると手術は困難

薬物療法、放射線治療も体力的に厳しい

 

本人の意思も含めて、訪問看護を視野に緩和治療が現状自覚症状もないことから

1番望ましいということになりました。

ということで、緩和ケアの可能な病気を紹介してもらうことにしました。

 

 

ケアマネージャーさんからも電話があり、いろいろ提案をいただきました。

後日資料をいただき、改めてお話しすることにしました。

 

 

 

当然だけど、父はショックを受けたようです。

ステージ1なら、切って終わりになると思っていたようです。

予想外だったのは、母が比較的冷静だったこと。

そして、私は、今の父の体力を考えると緩和ケアになるのはある程度予想

していたので、冷静に話を聞くことはできました。

 

とはいえ、初めてのことなのでこれからどうなるのか、どうしていくのが

ベストなのか考えながら少しずつ進めていこうと思います。

 

 

また進展したら、その都度記録していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

お付き合いいただきありがとうございました